約 1,319,747 件
https://w.atwiki.jp/zeromoon/pages/138.html
前ページ次ページゼロとさっちん ――それは、絶望の大地であった。 この地ではいかなる魔法も癒しの技たりえず、ただただ枯れて散っていくだけのようにすら思える。 寂しくて悲しくて。 そこにあるだけで生きる力をも失ってしまいそうだと、ウェールズは感じた。 いや、見よ。三人のワルドは苦悶の表情を浮かべたかと思うと、瞬く内に消失したではないか。 この世界は 命をも枯らす――。 「大丈夫」 さつきが言った。 喉を押さえながら。 荒い息を抑えながら。 「私の、コレは、世界から魔力を奪う、だけ」 太源(マナ)とか小源(オド)とかシオンは言っていた。 さつきにはその意味はよく解らない。 いや、解らないふりをしていた。 本当は知っているのだ。 さつきは自分が世界を枯らしてしまっていることを知っている。 世界を枯らして、乾かして―― そのまま、殺してしまうのだと。 魔術を為す者、魔性に生きる者ならば太源を取り込んで秘儀を操り、あるいは活力と変える。 だが、さつきの織り成すこの世界は、ただ殺すだけだ。 魔の力を殺して。 しかし、自分の力にはしない。 何も生み出さず。 何も作り得ず。 ただただ自分の悲しみと絶望と飢えだけが投影されて具現化された世界。 (ああ、――――なんて、無様) それでも。 今は、それだけの世界でも。 「――偏在を、殺すか」 一人だけ残されたワルドが、むしろ静かな表情で言う。 そうだ。 この世界の中では、ほとんどの魔術は意味を成さずに失われる。 それはハルケギニアの系統魔法相手にしても同様であった。 最強の系統魔法と謳われる風において、その真髄と言われる〝風の偏在(ユピキタス)〟――その耐久力は生身の人間に準じるはずであったが、魔力で生み出された存在であるのならばこの〝枯渇庭園〟の例外たりえない。 「メイジ殺しとは、メイジとの戦い方を知悉した練達の平民戦士に対する呼び名だが、この世に、君のこれ以上にその言葉の合う存在もあるまい。君こそは、まさに真実の〝メイジ殺し〟だ」 「…………まだ、やるの」 さつきの言葉は問いではない。 確認ですらない。 どうして自分がその言葉を出したのかすらも、彼女には解らなかったが。 ただ一つ解ることがある。 (この人は止まらない) ワルドという男は、決して止まることはないだろう。 それだけはさつきにも解っていた。 うむ、とワルドは頷く。 「そうだな。この世界において、君に勝つのは無理だろう。この私が君に勝つのは、無理だろう。伝説の使い魔に勝つのは、無理だろう」 「だったら!」 ルイズが叫んだ。 叫んでから歯を食いしばり、俯いた。 ――だったら、降伏してください。 そう言おうとして、言えなかった。言えるはずがないのだと悟ったから。言ったとして、聞き入れてくれるはずが無いと解ったから。 彼女は自分を見つめたワルドの目を見たのだから。 「ああ、僕の可愛いルイズ。君は本当に優しいな。優しい子だな。その心だけで、気高い魂だけで、それだけでも君は価値がある。魔法の才能なんかなくても、充分以上の、この上ない価値なのだよ。君の本当の、最高の価値は――」 ――その気高くも優しい魂にあるのだから。 言葉にされた心と、言葉にされなかった心と。 その二つを別ったのは、何だったのだろうか。 あるいは、それはこのワルドという男に残された優しさであったのかも知れない。 「さあ、決着をつけよう」 「うん」 何の、とは聞かなかった。 やめて、とはルイズもいえなかった。 ワルドは頷き、「では、王子」とウェールズと声をかける。 ウェールズは眼を大きく見開いた。彼には自分がここで何を求められているのかを悟ったのである。 「不詳、このアルビオン王国の最後の皇太子、ウェールズが立会人を務めさせていただく」 「ウェールズ様」 自分の顔を見上げる少女へと、王子は目を向けた。愛らしい少女だった。桃色がかった金髪に、鳶色の瞳。白い肌。髪は潤いを無くしていた。瞳は充血して赤くなっていた。肌の表面には細かい傷が幾つも見えた。しかし、愛らしいと思った。 ここでなくて自分にアンリエッタがいなければ、あるいは恋に落ちるような状況かもしれないと、何処か冷静な頭のどこかでウェールズはそんなことを考える。 再び、前へと向き直った。 「双方、名乗られよ」 ワルドは剣の形をした杖を顔の前に寄せ、切先を上へと向けた礼をとる。 「トリスティン王国近衛グリフォン隊隊長――いや、」 言葉を切り。 「レコン・キスタよりの刺客――違う、」 搾り出す。 「ワルド。ただの、ワルドだ」 さつきもまた、デルフリンガーを拾い上げる。 「相棒」 「えーと、」 彼女は荒野に立ち、自分たちを見ているご主人様の顔を見た。泣いてるような顔をしていた。涙が流れていないのは、あるいはこの世界ではその涙ですらも枯らして乾かせてしまうからなのだろうか。 だとしたら、この世界にも価値があると思う。 涙の流れない世界だなんて。 それは、――なんて、素敵。 息を吸う。 「ゼロのルイズさんの、使い魔の、えーと、ガンダールヴで、」 そして何か素晴らしいことを思いついたように、さつきは微笑んだ。 「ゼロの使い魔、弓塚さつき」 ワルドとウェールズは頷き、ルイズは「さつき」と言った。切ない声だった。悲しい声だった。どうしてそんな声を出したのか、当人にもよく解らなかった。さつきは「大丈夫」とだけルイズの方へと一言だけ、残した。 「双方とも名乗りが済んだのならば、立会人より一言。当世は永らくの厭戦気分によって決闘はご法度となれど、古えより己が矜持にかけて杖を掲げ、刃を振り上げるのは貴族の習いであった。この度も古法に倣い、誓約を課す。 勝者は敗者を侮蔑するべからず。 敗者は勝者に怨恨を残すべからず。 命を奪われても従容と受け入れよ。 不具となっても豁然と受け入れよ。 勝敗は時の運、始祖の御加護によりもたらせるものと心得よ」 「異議なし」 「私も」 二人の決闘者は互いを凝視したままにそう答える。 ウェールズも深く頷き。 「では尋常に――」 「「勝負!」」 命も枯れる大地の中で、吸血鬼とメイジは最後の戦いを始める――! 前ページ次ページゼロとさっちん
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/785.html
「東方Project」の風見幽香 ゼロの花の自称最強の使い魔1 ゼロの花の自称最強の使い魔2 ゼロの花の自称最強の使い魔3 ルイズと幽香(未定)4
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/704.html
ニューカッスル城礼拝堂。始祖ブリミルの像が置かれている場所に皇太子の礼服に身を包んだウェールズが佇んでいた。 周りは戦の準備や脱出者の手伝いなどで忙しいため他には誰も居ない。 ウェールズもこの式が終わり次第すぐにでも戦の準備に駆けつける予定だ。 そこに扉が開き。ルイズとワルドが現れた。ルイズの方は昨日プロシュートから式があると聞かされていたものの、まだ戸惑っている。 もっとも、昨日言われた『なら、気絶させてでも連れ帰るか?オメーにそれをやるだけの覚悟があんのならやってやってもいい』 これを本気で考えていたため、結婚の事など頭から消し飛んでいたのだが。 確かに気絶させるなりすればウェールズをトリステインに連れ帰る事はできる。 …だが、問題はその後だ。『自分一人無様に生き残ったと思い命を絶つ』 そうなった場合、下手をすればアンリエッタまでもがその後を追いかねない。 もちろん、自殺するとは限らないが『覚悟』という言葉が重くのしかかっていた。 死を覚悟した王子を止める『覚悟』ができない自分に対して自暴自棄な気になり落ち込ませていた。 ワルドはそんなルイズに「今から結婚式をするんだ」と告げアルビオン王家から借り受けた新婦の冠をルイズの頭に載せ 続いて、何時も着けている黒のマントを外し同じく借り受けた純白のマントをまとわせる。 ワルドによって着飾られても、思考の渦に埋まっているルイズは無反応でワルドはそれを肯定の意思と受け取った。 だが、一つある事に気付いたルイズがワルドに問う。 「………プロシュートは?」 「彼なら今頃イーグル号に乗ってるところさ」 それを聞いた瞬間ルイズの心にさらに影が差す。 あれだけ『今のオレの任務はオメーの護衛だ』と言っていたプロシュートが自分を置いて先にトリステインに帰る。 (何時までたっても『覚悟』ができない自分に対して呆れ見捨てられたんだ……) そう思いさらに自暴自棄な気持ちが心を支配した。 「では、式を始める 新郎、子爵ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。汝は始祖ブリミルの名においてこの者を敬い、愛し、そして妻とすることを誓いますか」 ワルドは重々しく頷いて、杖を握った左手を胸の前に置いた。 「誓います」 ウェールズは頷き、今度はルイズに視線を移すが当のルイズはハイウェイ・トゥ・ヘルが発現してもおかしくない状態だ。 そんな、状態でウェールズやワルドの声がマトモに聞こえるはずはなかった。 「新婦、ラ・ヴァリエール公爵三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール……」 朗々と誓いの詔をウェールズが読み上げる段階になってようやく結婚式をやっているという事に気付いた。 相手は、幼い頃からこの時をぼんやりと想像し憧れていた頼もしいワルド。 その想像が今、現実のものとなろうとしている。 ワルドのことは嫌いじゃない。おそらく、好いてもいるだろう。 でも、それならばどうして、こんなに心に迷いがあるのだろう。 そう思い、宿屋でワルドに結婚を申し込まれた事をプロシュートに相談した事を思い出した。 どうして自分は、プロシュートにそれを相談したのだろうかと思う。 (自分で決められずに他人に決めて欲しかったからだ) なぜ決められなかったか。その答えはスデに自分が知っている。 (肝心な時に『覚悟』ができていなかったからだ) プロシュートがよく言っている言葉を借りれば自分は『マンモーニ』だという事だ。 そして、その覚悟の意味を知っているであろうプロシュートは自分から離れていった。 「兄貴ィィィ起きてくれよォーーー」 壁に打ち付けられ体中に傷を作り血に塗れたプロシュートのが辛うじて握っていたデルフリンガーが己の主の名…もとい敬称を呼ぶが返事は無い。 「『ガンダールヴ』の事を思い出せそうなのに兄貴が死んだら意味がねぇだろうがよォーーー」 だが、それに答えるべき主は沈黙したままだった。 ……… ……………… ……………………………… 気が付くとさっきまでとは別の場所を歩いていた。 見覚えが無い場所ではない。いや…見覚えが無いどころかよく知っている場所 一定のリズムで規則正しく流れる音。自分が召喚される前居た『ヴェネツィア超特急』の中だ。 無意識の内に車両を進むと、一人の男が釣竿を持ってそこに居た。列車に釣竿、ミスマッチもいいとこな組み合わせだがそいつの事はよく知っている。 「ペッシかッ!」 しかし、ペッシはそれに答えずに何かを叫んでいる。 「まさかッ!この糸から墜落した一人分の『体重』っていうのはッ!うっ嘘だッ! う…嘘だ!嘘だッ!あ…兄貴がッ!ま…まさかッ!オ…オレのプロシュート兄貴がッ!う…嘘だ!」 ペッシが床に蹲りパニクって泣き始める 「どうしよう~どうしよう~あ…兄貴がう…嘘だ!!オ…オレどうすれば……? う…ううう…うう~~~そんなぁああああ…亀の中のヤツらも、でっ出てくる!ど…どうしよう~オ…オレ」 『マンモーニ』、その言葉に相応しいうろたえ様だ。当然そんな弟分にする事はただ一つ。 「オレがさっき言った事がまだ分かんねーのかッ!?ママっ子野郎のペッシ!!」 その言葉と同時にペッシの顔面に思いっきり蹴りをブチ込む。それを受けたペッシは吹っ飛びいつもの説教に突入するはずだった。 だが、それは虚空を蹴る。 「なん…だと…!?」 もう一度同じようにして蹴り上げる。だが同じだ。 さっきと同じように空を蹴るだけだ。いや、ペッシには当たっている。当たっているが、何事もなかったかのように『通り抜けて』いる。 「も…もうダメだあああああ」 「なんだパニクってらあ~~~こいつマンモーニだな~ちェッ!」 誰かにまでマンモーニと言われるペッシだがその声の主は老化が解けた乗客だった。 そこでプロシュートが理解をする。自分が居なくなった事により老化が解除された列車だという事を。 そこで全ての光景が途絶え闇になり自分がどこで、何をしていたかを思い出す。 「あの野郎にやられてくたばってるってわけか…」 こうして、考えることができるという事は恐らくまだ生きてるのだろうとそう検討を付ける。 断崖に置かれた樽と同じ状況だ。少しでも押せば谷底に、引き戻せば手元に戻る。 そして、出した結論は一つだった。 「ったく…情けねーなぁおい?何が『腑抜け野郎』だ?誰が『マンモーニ』だ? オレがここで覚悟見せねーと…この先オレがペッシにマンモーニって言われちまうじゃあねーか!!」 その言葉と同時にどこからか 「兄貴ィィィィィィィイイイイイイイ」 と聞こえたような気がし意識が光に包まれた。 「兄貴ィーーーー!」 「ペッ…いやオメーか」 デルフリンガーを杖代わりにして立ち上がる。 状態は最悪に近い。左脚にヒビが入り、全身打撲。おまけに頭も打っていてまだ視界がボヤけている。 「チッ…左目が妙だな…」 「そりゃああれだけ、やられればな」 デルフリンガーは頭を打ったせいだと言うが、それが右目と左目で微妙に違っている。だが、まだその違いに気付けないでいた。 「新婦?」 妙な様子に気付いたウェールズがルイズを見ている。思考の渦からそれに気付いたルイズは慌てて顔を上げた。 「緊張しているのかい?初めての時は事がなんであれ緊張するものだからね」 緊張…などではない。自分は一人では何も決められない『マンモーニ』だ。 だからこそ、今ワルド…いや誰かと結婚する事などできない そう思い、深く深呼吸をし生涯初めての『真の覚悟』を決めウェールズの言葉の途中首を横に振った。 「新婦?」 「ルイズ?」 二人が怪訝な顔でルイズの顔を覗き込んむ。ルイズはワルドに向き直り、悲しくも何かを決意した顔で再び首を振る。 「どうしたね、ルイズ。気分でも悪いのかい?」 ワルドがルイズの目を見るが、その視線は反らさない。 「日が悪いなら、改めて……」 「そうじゃない、そうじゃないの。ワルド、わたし、あなたとは結婚できない」 声そのものは小さいが、その言葉には確かに『決意』と『覚悟』が込められていた。 その言葉にウェールズが首を捻る。 「新婦は、この結婚を望まぬのか?」 「そのとおりでございます。お二人には大変失礼を致すことになりますが…わたくしはこの結婚を望みません!」 その瞬間、ワルドの顔に朱が差し、ウェールズは残念そうにワルドに告げた。 「子爵。誠にお気の毒だが、花嫁が望まぬ式をこれ以上続ける訳にはいかぬ」 だが、ワルドはウェールズを無視しルイズに詰め寄りその手を取る。 「……緊張しているんだ。そうだろルイズ。君が、僕との結婚を拒む訳がないッ!」 「ごめんなさいワルド。確かに憧れてた、恋もしてたかもしれない。でも…わたし自身がまだ結婚なんてできる段階じゃない」 ワルドがルイズの両肩を掴み熱っぽい口調で語りだし、目が爬虫類を思わせるような冷たい目に変わった。 「世界だルイズ。僕は世界を手に入れる! そのために君が必要なんだ!」 人格が入れ替わった…そう思えるほどに豹変したワルドに脅えながら何とか首を振る。 「僕には君が必要なんだ! 君の『能力』が! 君の『力』がッ!」 プロシュートが怒っている所を見て怖いと思うことはあったが恐ろしいと思うことは無かった。 あいつが人に対して本気で怒る時は必ず相手に何らかの原因があったからだ。 だけど、このワルドは違う…! 「ルイズ!宿屋で話した事を忘れたか!君は始祖ブリミルに劣らぬ優秀なメイジに成長するだろう!君がまだ自分で気付いていないだけだ!その才能に!」 この感情は…恐怖そのものだ。目の前のワルドはルイズが知っているワルドではない。 それだけに、今のワルドが無性に恐ろしかった。 「子爵…君はフラれたのだ。ここはいさぎよく……」 「黙っていろッ!!」 そう叫ぶと再びルイズの手をヘビが獲物に絡みつくがの如く両の手で握る。 「君の才能が僕には必要なんだ!」 「わたしは『ゼロ』よ!そんな才能のあるメイジなんかじゃあないわ」 「何度も言っている!自分で気付いていないだけだ!」 「あなたが愛しているのは、あなたがわたしにあるという在りもしない魔法の才能だけ… そんな理由で結婚しようだなんてこんな侮辱はないわ!そんな結婚…たとえ死んでも嫌よ」 ルイズがワルドの手を振りほどこうと暴れるが離れない、尋常ならざる力で握られていた。 見かねたウェールズがワルドの肩に手を置き、二人を引き離そうとするが突き飛ばされる。 ウェールズが立ち上がると同時に杖を引き抜く。 「なんたる無礼!なんたる侮辱!子爵、今すぐラ・ヴァリエール嬢から手を離したまえ!さもなくば我が魔法の刃が君を切り裂くぞ!」 その段階になってようやくルイズから手を離すが、その顔はどこまでも優しい、『偽善』で固められた顔だった。 「こうまで僕が言ってもダメかい? ルイズ。僕のルイズ」 「嫌よ…誰があなたと結婚なんかするもんですか…!」 「ふぅ…この旅で君の気持ちを掴むため随分と努力をしたんだが…仕方あるまい。目的の一つは諦めよう。」 「目…的…?」 頭に『理解不能!理解不能!理解不能!理解不能!』という幻聴が聞こえる。 「まず一つは君だ。ルイズ、君を手に入れる事。しかし、これは果たせないようだ」 「…当然よ!」 「二つ目は…君が受け取ったアンリエッタの手紙」 「ワルド、あなた……」 「そして三つ目…」 アンリエッタの手紙という言葉で全てを理解し杖をワルドに向け詠唱を始めるが それよりも、ワルドの方が閃光の如く杖を引き抜きウェールズの心臓を青白く光る杖で的確に貫いた。 「き…貴様…『レコン…キスタ』…」 ウェールズの口から血が溢れる。誰がどう見ても致命傷だった。 「三つ目…貴様の命だ」 「貴族派…!アルビオンの貴族派だったのねワルド!」 「Exactly。いかにも僕はアルビオンの貴族派『レコン・キスタ』の一員さ」 「トリステインの貴族のあたながどうして!」 「答える必要は無いな…これから君はウェールズや…プロシュートだったか?彼らの下に逝くのだから」 その言葉にプロシュートの名が入っている事に衝撃を受ける。 ウェールズと同時に言われたという事はスデにプロシュートもワルドに殺されたという事だ…! 杖を握ろうとしたがそれをあえなくワルドに弾き飛ばされる。 「助けて…」 蒼白になり後ずさる。立って逃げようとしても腰が抜けて立てないでいるが、その様子をみてワルドが首を振り『ウィンド・ブレイク』で吹き飛ばす。 「もう遅い…だから共に世界を手に入れようと言ったではないか…鳴かぬなら殺してしまえと言うだろう?なぁ…ルイズ…」 壁に叩き付けられ床に転がる。呻き声をあげ泣き、もうこの世にいないであろう使い魔に助けを求めた。 「助けて……お願い……」 そう繰り返し助けを求めるが、ワルドは愉しそうに呪文を唱え始めたが扉の外から足音と声が聞こえてきた。 「『殺す』…そんな言葉は使う必要はねーんだ…」 声と足音が大きくなる。そしてその声はルイズにとって聞きなれたものだ。 「なぜならオレやオレ達の仲間が…その言葉を頭の中に思い浮かべた時には…」 次の瞬間ドアがブチ破られ、ドアの破片が飛びそれをワルドが回避する。 「実際に相手を殺っちまってもうスデに終わっちまってるからだ…!」 慌てるわけでもなく、怒りをもっているわけでもなく、いつもの調子で危険極まりない言葉を吐き出し歩くのは全身傷だらけになったプロシュートだ。 「…貴様!」 「プロシュート…!」 二人が驚愕の目で傷だらけのプロシュートを見るが、ワルドの目は怒りを含み、ルイズの目は動揺を含んでいる。 「オレが昔やった事と同じ事をしたようだから忠告…しといてやる……敵の頭に銃弾をブチ込んだとしても…生死の確認ぐらいしておくんだったな…」 列車内でミスタに直触りを仕掛け、拳銃を奪い頭に3発の銃弾をブチ込み死んだものと思い亀に向かったが どういうわけか脳天に弾をブチ込んだはずの『ミスタのスタンド』が『氷』を持って『ブチャラティ』の所に居た。 生死さえキッチリ確認していれば今頃は、ブチャラティ達は全滅しボスの娘を奪っているはずだったのだ。 「…ったく、どっちの世界もマンモーニだな…!なに泣いてやがる」 ギャングであるペッシとそうでないルイズを比べるのもどうかと思うがまぁ似たようなものとして扱っているプロシュートには関係無い。 「生きてるなら…早く来なさいよ…!」 そう叫ぶが顔の方は泣き顔のそれだ。 「さっきのお前の魔法…本当にオシマイかと思ったよ…ワルド…今までお前の事『老け顔のヒゲ』だなんて思っていたが 撤回するよ…無礼な事だったな…お前は信頼を裏切れる男だ…『婚約者の信頼』を含めてな…いやマジにおそれいったよ」 淡々とした口調だがその言葉にははっきりとした意思がある。そのままゆっくりとワルドに近付くが『ウィンド・ブレイク』が飛び吹き飛ばされ壁に激突する。 だが、それでも何事も無かったかのように立ち上がり再びワルドに近付く。 「オメーは『ゲス野郎』なんだよワルド…裏切ったんだ…組織のようにな…!分かるか?え?オレの言ってる事…」 「信じるのはそちらの勝手だ。勝手に信じたものを利用して何が悪い?」 また『ウィンド・ブレイク』が飛びまた吹き飛ばされそうになるが、今度はデルフリンガーを床に打ち込みスタンドパワー全開で支え飛ばされないようにする。 「どうした『ガンダールヴ』!動きが鈍いぞ?今にも死にそうではないか。攻撃しないと僕を倒せないぞ?せいぜい僕を楽しませてくれるんだな」 だが、その言葉にも動じずその目はワルドのみを見据え歩みを進める。その歩みには一片に迷いなど無い。 「…分かったよ兄貴!兄貴がいつも言っている『覚悟』ってのが俺にも言葉でなく『心』で理解できたッ!!」 三度『ウィンド・ブレイク』が飛ぶがデルフリンガーが自分を前に突き出すように叫びそれに応じるかのように手を前に突き出す。 「無駄よ!無駄無駄ァァアアア!剣などでは風は受けることはできん!」 風がプロシュートを飛ばそうとした時デルフリンガーの刀身が光だし風を全て吸い込んだ。 「魔法を吸い込むと思ったなら兄貴…!スデに行動は終わっているんだな…!」 「そんな事ができるなら最初からやりやがれ…!」 「六千年前も昔に『ガンダールヴ』に握られて以来だからてんで忘れてたんだよ でも、これからは任せてくれていいぜ兄貴ィ!ちゃちは魔法は俺が全部『吸い込んだ』からよ!」 「…なるほど。私の『ライトニング・クラウド』を受けて生きているのはおかしいと思っていたが… その剣のおかげか。それならばこちらも本気を出そう。何故風が最強と呼ばれるのか、その由縁を教育してやる」 プロシュートとルイズはそれを見据えたまま動かないでいる。前者はあえて動かないでいるが、後者は動けないでいる。 「ユビキタス・デル・ウィンデ……」 そうしてワルドが分裂するが、今度は1体だけではなく4体…計5体のワルドがプロシュートと相対した。 「また同じか芸がねーな」 分身が懐から仮面を取り出し顔に付ける。 「『エア・ニードル』…杖自体が魔法の渦の中心だ。その剣で吸い込む事は不可能よッ!!」 それを見てプロシュートがルイズの方に向かい話し始める。ワルドx5は完全に余裕の態度でそれを見ている。 「なに…ボケっとして…やがる。正念場だぜ…ルイズよォーー! フーケの時の覚悟見せやがれ…!オレが…突っ込むからよ…オメーは爆発を起こせ。自信を持て…いいなッ!」 「無茶よ!そんな…!それに、そんな怪我してるのに巻き添え受けたらどうするのよ…!」 それを聞かずに、ワルドの本体へと歩き出す。 後ろ取られないようにワルドへ向かう。 剣とグレイトフル・デッドで受け流すが、相手は五体。後ろを取られないようにしているとはいえ入れ替わるように分身と本体が攻撃を仕掛けてくる。 腕に一撃を受ける。だが止まらない。 脇腹を杖が掠め血が流れ出る。だが止まらない。 大腿部に『エア・ニードル』が突き刺さる。だがそれでも止まらない。止まろうとしない。 急所に受ける攻撃だけを受け流し、後は全て体で受け止めている。 傍から見れば一方的に攻撃を受けているだけに見えるが、ジリジリと後退しているのはワルドと分身の方だ。 「こ…こいつ!何故だ…?何故、貴様を使い魔として使役しているあの高慢なルイズのために命を捨てる!?」 「『恩には恩を…仇には仇を…』それがオレ達チームのリーダーの流儀だ… だから…オレもそれに従っている……オレの命を救ったという借りを返さねーってのは…オレがチームの流儀を裏切る…って事になるからな…!」 「兄貴!それだ!心を振るわせられればなんでもいい!『ガンダルーヴ』もそうやって力を溜めていた!」 それを聞いた瞬間ルイズに衝撃が走る。 プロシュートは自分の魔法を信頼してくれているからあんな無謀な行為をしてくれている。 ここで自分が何もしないという事はその信頼を裏切る…つまりワルドと同じ事をするという事だ…! 「まだ『覚悟』っていうのはよく分からない…けど!わたしを信頼してくれているのは『心』で理解できたわ!」 その声と共に杖を本体と分身に向け、詠唱の短いコモンマジックを連発する。 狙いはプロシュート以外の全ての物だ。 一発が分身に直撃し消し飛ばす。 それでも爆発は止まらない。残りは命中はしていないが爆風がワルドと分身を容赦なく襲う。当然突っ込んでいるプロシュートにもそれは襲いかかる。 「…くッ!邪魔だ!!」 3体の分身がルイズに襲い掛かる。だがそれでもルイズは魔法を止めようとはしない。最後まで自分の使い魔を信頼すると決めたからだ。 『エア・ニードル』がルイズを突き刺そうと飛び掛った瞬間…分身の動きが急激に鈍くなった。 「グレイト…フル・デッド…」 そう呟くように言う本体のワルドへと突き進む。 「こ…これは…!?貴様…まさか…私や貴族達を…道連れに死ぬ気か…!?」 「一瞬だ…一瞬老化させて掴めればそれでいい。爆風の熱で温まってる今なら…オメーだけよく老化するだろうよォーーーーーー!」 それだけ言うとワルドに突き進む。速い、満身創痍な状態とは思えない速さだ。 ワルドの左腕を右腕で掴むと老化を解除する。この程度の時間ならば城の連中に効果はあまり及んでいないはずだ。 「てめーにも…覚悟してもらうぜ…」 だが、そこに広域老化が解除され動きが元に戻った分身の杖が振り下ろされ… 空中に『腕が舞った』 ←To be continued ゼロの兄貴-23 戻る< 目次 続く
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/6551.html
【検索用 ものくろせろいち 登録タグ 2009年 VOCALOID ねこぼーろ も 曲 曲ま 鏡音リン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ねこぼーろ 作曲:ねこぼーろ 編曲:ねこぼーろ 唄:鏡音リン 曲紹介 曲名:『モノクロゼロイチ』 素朴な音が心地良いエレクトロニカ曲 子供の気持ちを歌った歌。 メロディと幼い声で歌うリンの歌声が合わさり、子供頃に思っていた気持ちを思い起こす。 歌詞 (piaproより転載) 隣り合わせの 違う存在 黒と白との モノクロゼロイチ 咲いた花から 見える景色は とても広くて とても切ない 僕が見た 色の無い世界 二つの色が重なる時 君には何が見える? 見えた光は 黒く輝く 空は白色 花は黒色 僕の色は、何? 僕が見た 色の無い世界 新しい色が 生まれたその時 僕の目には どう見えるの? コメント ねこぼーろさんの曲はどれを聞いても良曲ばかりですね!この曲は歌詞も曲もとても素敵です -- 雪露 (2010-10-10 23 34 53) もっと評価されるべき。 -- あナラヒナマハサハヤタナ (2014-08-22 19 12 26) すごい、気持ちを代弁してくれたみたい -- ほのの (2014-09-14 18 42 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/flowershop/pages/86.html
花の球根 L:花の球根 = { t:名称 = 花の球根(アイテム) t:要点 = それなりの大きさ,球根,植木鉢 t:周辺環境 = 世話をする人 t:評価 = なし t:特殊 = { *花の球根のアイテムカテゴリ = 個人所有アイテムとして扱う。 *花の球根の効果1 = 植木鉢、プランタ、庭などで育てる事ができる。 *花の球根の効果2 = 世話をすると成長し、上手く育てれば綺麗な花が咲く。 *花の球根の効果3 = 所有者と所有者が了承した者は世話をする事ができ、成長を楽しみにするようになる。 } t:→次のアイドレス = 不思議な球根(イベント) } 価格 2マイル
https://w.atwiki.jp/esmk00/pages/60.html
団員 ゼロ ユーザー: 巫女 性別 男 年齢:16歳 誕生日: 身長:159cm 特殊技能・能力:柔道 フードの種類:ノーマル 通信機器:スマホ、有線イヤホン 好き:甘い物、可愛い物 嫌い:怖い物、男性 性格:気分屋、マイペース 趣味: 一人称:ボク 二人称:キミ、アナタ、~ちゃん 「男なんてろくな奴いないんだから!気をつなくちゃ駄目だからね?」 「…キミならだいじょうぶ。きっと、さわ、れる」 「う、うわぁああああああ!!」(相手をぶんなげる) 「誰だ、だって?失礼な、これも"ボクの声"だよ」 関係:弟子リオノ セリト トップ 一覧 編集 16歳 スマホ派 ノーマル 有線イヤホン 男の娘 男性 身体
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/625.html
「そこでわしは言ってやったッ! 『お爺さん、どうして頭に赤い洗面器を乗せてるんですか』となッ!」 巻き上がる大爆笑。 生徒達だけでなく使い魔達まで大爆笑だ。 授業が終わった後の教室で、ジョセフを囲んでの談笑は今日も非常に盛り上がっていた。 ヴェストリ広場での決闘から数日が経ち、ジョセフを友人と呼ぶ生徒は二桁に達した。 放課後にこうして教室でダベり、特に実りのないバカ話をするのが最近の流行だった。 あの決闘騒ぎは学院中の生徒が見物していたため、ジョセフに面白半分に決闘を挑もうとする生徒も多くなるような気配を見せていた。 だがジョセフの友人となったギーシュとキュルケが「ジョセフに決闘挑んだら次はそいつに私達が決闘挑んでブチのめす」と宣言した。 ジョセフ一人ならともかく、ギーシュもキュルケも学院では有名な実力者である。 特にキュルケはトライアングルメイジ。 そんな腕利き達と決闘を三回やって生き延びられる自信のある生徒がいるわけもなく、ジョセフは決闘の嵐を見事に避ける事が出来た。 よって放課後は誰に気兼ねすることもなく、ジョセフは友人達と他愛もない話に興じていられるのだ。 しかもジョセフは68年もの間、普通の人間より波乱の多い人生を過ごしてきた人間である。 話半分のホラ話と受け止められても、その荒唐無稽さや愉快さは並大抵の吟遊詩人や道化師では足元にすら及ばない。 その評判を聞きつけた生徒が物は試しとやってきて、ジョセフの話術に引き込まれて友人を名乗る事になる……というのが、大凡のパターンとなっていた。 実際、二十世紀中盤のニューヨークで、口先三寸と肝っ玉の太さとイカサマハッタリを駆使してたった一代で不動産王になったジョセフである。 中世レベルの貴族子弟を虜にすることなど、文字通り「赤子の手をひねる」ようなものだ。 だがこの場に、ジョセフの主人であるルイズの姿はなかった。 最初のうちこそ無理矢理ジョセフを引っ張って連れ帰っていたルイズだが、人数が増えるごとに「何だよ面白いところなのに空気読めよゼロ」という冷たい眼差しが強く多くなっていき、今では話が終わるまではさしもの彼女といえども近付き辛くなっていた。 無論、その後での躾と称した八つ当たりはジョセフに向けられるものの、鞭打ちでさえ効く様子がないのでストレス解消にもならない。 ルイズが疲れ果てたところで、「んじゃ洗濯物出していただけますかのォ」などとあっけらかんと言うものだから、主人としての威厳も何もあったものではない。 挙句に二股で悪評高いギーシュやにっくきキュルケからさえ、「ジョセフの扱い酷すぎ、ジョセフが可哀想だ何とかしろ」と苦言を呈されては怒りは溜まるばかりだった。 「だって言う事聞かないんだもの! 私の前では何も本当の顔を見せてくれないんだもの!」 一躍ジョセフの名を有名にした「ヴェストリ広場決闘事件」があったにも拘わらず、ルイズの前での彼は今まで通りのボケ老人と変わりがなかったのである。 しかし彼の名誉のために付け加えるとすれば、正体がバレたジョセフは大人しく今までのボケ老人のフリをやめて、「有能な使い魔」として頑張ろうとしていたのである。 だがルイズには今まで「自分を信用せずにボケ老人のフリをしていたジョセフ」を許せない気持ちと、「平民のクセにメイジのような能力を持っているジョセフ」を妬む気持ち、そして何より「誰からも慕われるジョセフ」が羨ましい気持ちが強すぎた。 だからルイズはジョセフに辛く当たってしまうことしか出来なかった。罰と称して鞭打ち、食事を抜き、更なる雑用を言い付けて。 それがどのような結果をもたらすかは、愚鈍ではないルイズは十分に理解していた。 「ゼロのルイズに、あんな有能すぎる使い魔は勿体無い」。そんな陰口が、新たに聞こえた。 私は図書館で、魔術書を読み耽っていた。でも頭の中には内容は入ってこない。私の使い魔、ジョセフの事ばかりが邪魔して何も頭に入らない。 こんなことなら、使い魔なんか召喚出来なかった方が良かったかもしれない。 二年に昇級するためのサモン・サーヴァントの儀式。 何回も失敗して、失敗して。やっと成功したと思ったら召喚されたのは図体の大きい平民の老人。成功しても結局、馬鹿にされた。 なのに。 馬鹿にしていた平民は、『ゼロ』のルイズよりずっとメイジらしくて。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールより、ずっと貴族らしい。 何と言う皮肉なのか。 私が欲しくても手に入らなかったものを、ジョセフは最初から全て手に入れていた! しかも手に入れているものを隠して、私を馬鹿にして、笑っていたんだ! 泣いてはダメ、泣いたらどうしようもなくなる。今まであんなにバカにされても泣かなかったのに、あんな、あんなウソツキの為に泣いてたまるか―― でも私は、何度も泣いた。 友人達と楽しげに談笑して、あいつは帰ってくる。そして素知らぬ顔をして、いつも通りにボケ老人に戻るんだ。 ゴーレムを打ち倒し、人の怪我さえ治せるジョセフは私の前には現れないんだ。 どうして? どうして? 私が未熟だから? 『ゼロ』だから? 使い魔にさえ馬鹿にされるメイジなんて、聞いたことない―― 「隣、いい」 不意に掛けられた言葉が、ルイズを思考の迷宮から現実に引き戻した。 そこに立っていたのは、キュルケの隣にいつもいる少女……だがルイズは、名前を知らない。 「別に……、私の席じゃないもの」 潤んだ目を見られないように、顔を背けた。 彼女はそれを了承と取ったのか、ルイズの隣の椅子を引いて腰掛けた。 彼女が椅子に座ったのと入れ替わりに、ルイズは席を立とうとして……彼女に、袖を引っ張られた。 「貴方に、話がある」 その言葉に、ルイズは過剰に反応するようになっていた。 決闘事件から向こう、彼女に話があると切り出してきた人間の話題は決まってジョセフのことばかりだった。 「……何?」 もはや反射的に言葉に棘を含ませるルイズの冷たい眼差しに、彼女はただ静かに視線を合わせるだけだった。 「彼は、貴方に心を見せたがっている」 唐突な言葉。ルイズは、続いて吐き出そうとした言葉を思わず飲み込んだ。 「……何が?」 意表を突かれたルイズは、思わず彼女に問いを投げていた。 「ジョセフ・ジョースターは主人である貴方を知りたいと思っている」 「……あんたに、何がわかるのよ?」 ルイズの心が、逆毛立つ。知ったような顔で知ったような言葉を吐く彼女に、怒りが芽生えた。 「彼はこの学院にいる誰よりも心の中が貴族」 だが彼女は、ルイズの怒りを見ていながら、容易く無視して言葉を続ける。 「彼はきっと、本当に勝ち目がなかったとしてもギーシュに決闘を挑んだ」 彼女は淡々と言葉を紡ぐ。ルイズにとっても同じ思いである認識を。 ジョセフはきっと、全く無力であったとしてもシエスタを侮辱したギーシュに決闘を挑んでいただろう、と。 「でも。貴方が彼を信頼しようとしていないのに、彼から信頼を求めるのは傲慢」 いきなり思ってもいなかったところから、彼女の切っ先鋭い舌鋒がルイズの心臓を狙った。 「貴方の召喚で彼が呼ばれたという事は、きっと貴方というメイジに最も相応しい使い魔が彼だという事。それは否定しない」 ただじっと正面から視線を合わせ、言葉を続ける彼女。 彼女の冷徹な視線に、ルイズは知らず気圧されている気配を感じていた。 「使い魔である彼がカットされたアメジストだとしたら、主人である貴方は掘り出してすらいない原石。使い魔は仕えようとする意思があるのに、主人は仕えさせようとしていない。私にはそう見える」 ルイズは心のままに反論しても良かった。だが今のルイズに、彼女を論破する自信など皆無だった。ただ感情に任せて否定の詞を返すしか出来ないと、自覚は出来ていた。 だからルイズは、ただ口を固く結んで彼女の言葉を聞くしか出来なかった。 「どんなに美しい宝石でも研磨しなければただの石と同じ。アメジストに飾られる石にただの石ころを用意する人間はいない」 つまり。当の主人が仕えさせるに相応しい心構えを持たずに使い魔を拒絶しているから今の状況になっているのだ、と。 彼女はただ、真実だけを指摘していた。 静かな図書室の一角でぽそぽそと紡がれる言葉は、やがて終わりを迎えた。 「――彼は、石ころにアメジストを飾ることも厭わない。けれど石ころに美しいアメジストをあしらった貴方を、貴方は果たして許せるのか。私はそれを問いたい」 ジョセフはそれでも無能な主人にただ傅く事を選びもする。だが果たして、主人たる資格や義務も見せようとしないルイズは、傅かれているだけの自分を許せるのか。 ただ嫉妬や憤りをぶつけて憂さを晴らしているだけの存在でいることを許せるのか? 彼女の無表情な瞳は、強く強く、そう問いかけていた。 ルイズは、下唇を痛いほど噛み締めて。搾り出すように、たった一言呟いた。 「……あんたに、何がわかるって言うのよ」 そう言ってから、彼女の返事を待たずに駆け足でその場を去っていった。 「おーいタバサー。そろそろ夕食だから晩御飯食べに行くわよー」 『図書室では静かに』と書かれた張り紙の前で遠慮なく大声を出して友人に呼びかけるのは我らが『微熱』のキュルケ。 声をかけられた「友人」であるらしい彼女は、つい先程までルイズに言葉を掛けていた時とは違い、ただ無言で本を読み続けていた。 「……わかった」 ぱたん、と閉じた本に杖を向け、本棚に本を戻す彼女――タバサ。 「そう言えばさっき、なんかルイズがものすごい勢いで走ってったけど。何かあったの?」 「……知らない」 無表情なタバサの言葉に、キュルケはそれ以上何も疑うことをしなかった。 その日の夕食も、ジョセフは厨房で普通に食事を取っていた。今日の賄いはジョセフ直伝、肉の切れ端をミンチにして様々なつなぎを合わせたハンバーグステーキ。 「こいつぁ貴族様方に出すには勿体無い味だぜ!」と厨房でも大好評を博し、ジョセフも十分に満足して部屋に帰ってきた。いずれマルトーは様々な創意工夫を加え、もっと美味に仕上げてくるだろう。それが楽しみで仕方がない。 だがジョセフは合計で三ヶ月もの食事を抜かれている身分。主人が帰るよりも早く部屋に戻っていないと、また主人はがなり立てて鞭打ちの罰を与えてくるに違いない。 終わった後でエネルギーを使い果たしてへたれる主人の姿はどうにも痛々しい。 「ルイズものう……どうすりゃいいんじゃろ」 どうにも孫の反抗期がひどくて困ってる祖父の顔そのままで、ジョセフは唸った。 承太郎も大概反抗期が酷かったが、それでも性根は優しい子だった。 ルイズもきっと性根は優しいんだろうと信じたい。その片鱗も見えてないので、もはや希望としか言い様がないのが悩みどころである。 人心掌握術が使えない訳じゃないのは、数多い友人達が証明している。 自分に何らかの形で興味を持っている人間との対話は出来るが、自分に興味を持たない人間との対話は難易度が飛躍的に上昇する。 「長いこと生きとっても、ままならんことはあるからのう。ま、気長にやるわい」 常人には針の筵と思えるようなルイズの居室も、ジョセフにとっては機嫌の悪い子猫がひっかいてくる部屋という認識でしかない。 随分と早く帰ってきたので、まだルイズは食堂だろう。そう考えて扉を開けたジョセフの目に、ベッドに脚を組んで腰掛けているルイズの姿が見えた。 「……お、おおぅご主人様。ご機嫌麗しゅう」 「遅かったわねジョセフ。どーこで道草食ってたのかしらー?」 いつものように怒り狂っていない。それどころか、微笑すら浮かべている。 こいつぁヤバくね? ルイズの微笑を見た瞬間、ジョセフは瞬間的に心の中の警報レベルを最大にした。具体的に言うとDIOの館に突入する時のレベルである。 「何怖い顔してるのよ。そこに座んなさい」 そう言いながら顎で毛布を示すルイズ。 ひとまず様子を伺う為、従順に命令に従うジョセフ。 言われた通りに正座するジョセフを見やり、ルイズはどこか満足げに頷いた。 「ええと、ジョセフ。あんたに話があるわ」 「は、はあ」 「やっぱりあれよ、今までちょーっと使い魔に厳しすぎたかもしれないわ私! そこは反省しなくちゃならないわね!」 ジョセフに語りかける、というよりは自分に言い聞かせるような演説口調。 さすがのジョセフの頭にもクエスチョンマークが複数生まれていた。 (……ついにマルトーは食事に悪いモンを混ぜてきたんか?) 有り得ない想像すら誘ってしまうほどの唐突なルイズの発言に、鳩が豆鉄砲食らった顔そのままの顔をするしか出来ないジョセフ。 「だから食事抜きとか全部チャイ! で、私の使い魔なんだから私の護衛とかちゃんと出来ないとね! だから次の虚無の曜日に街に武器を買いに連れてってあげるわ!」 ものすごい早口でまくし立てながら、視線を虚空にさ迷わせるルイズ。 ルイズにとって自分の中の「使い魔に尊敬される立派な主人像」を考えて、懸命にシミュレーションして練習していたものの、予想していたよりジョセフが帰ってくるのが早かった。 結果、練習も程々に本番に挑んでいるというのが今の大惨事の事情であった。 それからも懸命にあれやこれや言っているルイズの言葉から、高難度の取捨選択をしていったジョセフは、辛うじて「もしかしてルイズは使い魔に譲歩しようとしているのではないか?」という仮定に達することが出来た。 ちなみに毛布の上に座ってからこの答えに達するまでに、窓の外の月は随分と動いていたことを付け加えておく。 (……なんじゃ。ルイズも悩んでおったんじゃな) 図書館の少女の言葉に背中を蹴飛ばされ、やっと行動に移る気になったのはジョセフの与り知らないところである。 だが、もがきながら手探りでも歩み寄ってきた彼女に、ジョセフは優しい苦笑を浮かべた。 「ん? どうしたのよ。なんかご主人様に不満でもあるの?」 「……いやいや。なんでもありませんわい」 ジョセフは笑って、決断を下す。 誰にも見せていない、最大の秘密であるハーミットパープルを見せようと。 この状況で、自らの切り札を用意に曝け出すのは危ないと判断し、ギーシュやキュルケにすら秘密にしていた類のものである。 そもそも見えるかどうか怪しいとも思ってはいるが、とりあえず出してみてから判断しよう。 ジョセフは、「ではもう一つ、お見せしたいものがあるんですじゃ」と、言葉を発し。 「どうしてご主人様に隠し事ばっかりしてるのよこのボケ犬ゥゥゥウゥッッッッ!!!」 食事を再び三ヶ月抜かれることになったとさ。 To Be Continued →
https://w.atwiki.jp/umvsc3/pages/48.html
ゼロ + 目次 プロフィール ステータス コマンド表 技解説 コンボ カラー、アレンジコスチューム 編集・修正コメント欄 関連リンク ゼロ/戦術指南 ゼロ/チーム内考察 セリフ集/ゼロ MISSION/ゼロ キャラクター別対策/ゼロ したらば掲示板/ゼロスレ プロフィール [部分編集] 本名 ゼロ イレギュラーハンター元第0特殊部隊隊長。エックスの先輩であり、無二の友人。特A級イレギュラーハンターの中でも並々ならぬ実力を持つ。一見クールだが、内面は真っ直ぐで熱い性格。愛用のゼットセイバーでイレギュラーを一刀両断する。Dr.ワイリーにより製造された、最後にして最強のワイリーナンバー。 職業 イレギュラーハンター 声優(日本語) 置鮎龍太郎 声優(英語) Johnny Yong Bosch 専用BGM ZERO(ロックマンX2) 初登場 ロックマンX(1993) ステータス [部分編集] 体力 830,000 重さ 普通 歩行速度 19/50位 ダッシュ ランニング タイプ スピード テクニカル 飛行や8方向ダッシュこそ持たないものの、豊富な空中制動技に支えられた高い機動性、そしてアシストとの連携によって、どこまでも伸びる火力とゲージ回収能力が魅力の先鋒向きキャラクター。今作では凶悪であったバスターに調整が施されたため、理不尽な性能ではなくなったものの、依然として立ち回りの要となっている。また、HCを除く全ての必殺技をフルチャージでキャンセル可能になり、新たな可能性も生まれた。コンボの難易度はそれなりに高いが、長いヒットストップのお陰でヒット確認は容易。安定させれば、どこからでも高火力のコンボを叩きだせる通常技のリーチと判定持続も優秀で、アシストと飛燕脚や空中ダッシュを絡めた立ち回り能力は全キャラトップクラス。弱点は単体時に戦力が著しく低下、体力が低いためワンコンボでティウン、相手のアシストを狩りにくいことなどが取り上げられる。アシストの性能がとても悪い上、アシストがいることで本領を発揮する為、先鋒以外のポジションは不向き。立ち回りやコンボ始動のパターンが非常に豊富なため、どこからでも高ダメージコンボへと持ち込むには拾い・繋ぎの判断力と精度が要求される。そのためラグの影響を受けるオンライン対戦ではやや安定性が落ちるが、それを差し引いても先鋒要員としては作中屈指の実力者である。 Xファクター 攻撃力 速度 効果時間(F) Lv1 120% 120% 10秒間(600) Lv2 140% 130% 15秒間(900) Lv3 160% 140% 20秒間(1200) コマンド表 [部分編集] 分類 技名 コマンド 備考 特殊技 エアダッシュ 空中でor+攻攻(空中でor) 移動技 前後2方向 疾風牙 +強 空円斬 空中で+強 中段 必殺技 破断撃 +攻 飛び道具L発生保障 龍炎刃 +攻 ダウン 飛燕脚 +攻 空中可移動技 ハイパーZEROブラスター 攻タメ後、放す 空中可飛び道具L発生保障 [Lv.3]:ダウン 旋墜斬 空中で+攻 ダウン拾いダウン 雷光閃 空中で+攻 空中復帰不可飛び道具L ハイパーコンボ 裂光覇 +攻攻 飛び道具Hダウン拾い 双幻夢 +攻攻 無敵判定強化 Lv3ハイパーコンボ 幻夢零 +攻攻 無敵判定飛び道具Hダメージ補正無視強制ダウン タイプ Vアシスト Vカウンター Vコンビネーション α 龍炎刃 裂光覇 β 破断撃 γ 疾風牙 アルティメットでの変更点 体力を830000に上昇。 基本受け身不能時間を弱中強全てで減少。 疾風牙の空中吹き飛びを若干横に大きく。 ハイパーZEROブラスターに空中必殺技回数制限を適用。 MAXハイパーZEROブラスターをハイパーコンボ以外からキャンセルで出せるように。 MAXハイパーZEROブラスターをダウン回避可能に。 旋墜斬の着地硬直を増加。 旋墜斬 強の角度を変更。 雷光閃で画面端の相手の後ろに行けるように。 技解説 [部分編集] 通常技 攻撃力 補正値 属性 解説 立ち弱 35,000 0.75 - 0.20 発生5F。セイバーを前方に軽く振る。リーチと判定も見た目より強い。弱ボタンはバスターのチャージに使うことが多いため、この技の使用機会は少ない。チャージボタン入れ替えをできるようになれば近距離での競り合いで使うことも。しかしMAXバスターの発生も5Fなので、そちらを使うのが安定か。 立ち中 53,000 0.80 - 0.20 発生7F。ガード時は5F不利。セイバーを横に振る。原作では後ろまで判定があったが、アルカプにはない。判定はあまり強くないが、セイバーを振ると同時に前進するのでリーチがやや伸びる。差し込みに使えなくもないが、ダッシュがランタイプなのでその用途には不向き。また隙が大きく、空振りすると危険なため、対空にもなる立ち強を振ったほうがリスクは少ない。ヒット確認できるのであれば、立ち強ではなくしゃがみ強につないでダメージを稼ぎたい。 立ち強 25,000 x 3HIT (64,200) 0.85 - 0.20 発生11F。ガードされても五分。セイバーを大きく前方に振り下ろす。リーチ、判定共に優秀なゼロの主力技。出掛かりに頭上に強い判定が出るので、対空としても機能する。さらに3ヒットするのでヒット確認が楽で、アーマー技対策にもなる。しかし攻撃後の隙は立ち中より大きく、多段ヒットゆえにコンボ補正もきつい。また、空中の相手にはフルヒットしないこともある。この技をガードさせてから、飛燕脚やアシストを絡めて崩すのがゼロの常套手段。 S 80,000 0.90 - 0.20 エリアル始動 発生9F、地上ガード時は5F不利で、相手によっては反撃を受ける。バスターキャンセルを含め、必殺技でのキャンセルはできない。上へのリーチ・判定のみならず、横に対しても強い判定を持つ。対空として機能しやすく、空中ガードされても反撃されることはそうない。対空には龍炎刃ではなくこちらを使おう。 しゃがみ弱 30,000 0.75 - 0.20 下段 発生4Fの小足。下段技。見た目はもっさりしているが、発生は最速クラス。ただしリーチは短く、判定も弱い。さらに連打キャンセルも不可。弱ボタンはチャージに使うことが多いのであまり出番はないが、発生が4Fなので最速暴れやジャンプ移行狩りなど使い道は多く、チャージボタン入れ替えをできるようになれば非常に便利。 しゃがみ中 56,000 0.80 - 0.20 下段 発生8F。ガード時は6F不利。下段技。相手の足元をセイバーで払う。少し前進するので見た目よりリーチが長い。しゃがみ攻撃のメインであり、チェーン始動のメイン。使い勝手のいい下段技だが、ランニングダッシュのせいで素早い差し込みはできない。 しゃがみ強 70,000 0.85 - 0.20 ダウン セイバーを一回転して大きく振う攻撃。一見下段技に見えるが実は上段技である。足払い効果でヒットさせれば相手を浮かせる。発生13Fでリーチが見た目より短い。正面に対してはしゃがみ中よりも短いが、判定が意外と上方向に大きく、攻撃の際ゼロ自身の姿勢が低くなるにのでSよりも対空としては優秀である。ガードされたら疾風牙や飛燕脚にキャンセルしてごまかそう。コンボパーツとしては1ヒットのため立ち強よりも補正がかからないので火力がかなり伸びる。中攻撃などのヒット確認ができれば、立ち強よりもこちらを積極的に出すようにした方がいい。注意点としては相手を浮かせるので、浮かせてすぐにSに繋ぐとエリアルミスをすることがあるので、少し遅らせてからSを出すと良い。 ジャンプ弱 33,000 0.75 - 0.20 中段 短い足で空中キックをする。発生5F、リーチが短く威力、判定も弱い。ガード問わず相手に当てれば追加入力で二段蹴りに。上り中段は基本できないが、デカキャラには可能(別に弱攻撃でなくてもできる)。このゲームの空中弱は使用頻度が低く、ゼロは弱ボタンをチャージに使うので尚更機会がない。基本めくることはできないがワープで裏周りした相手にヒットすることが稀にあったりと不思議な判定を持っているので要検証である。 ジャンプ中 55,000 0.80 - 0.20 中段 セイバーを前方に振る攻撃。発生8F、リーチは見た目以下。空中弱同様ガード問わず相手に当てれば、追加入力で二回目をする。ゼロの空中攻撃は基本空中強に頼られがちだが、空中強と違って必殺技にすぐキャンセル可で、拾う際にはこちらの方が使い勝手がよい。(例 J中ヒット>バスター>弱飛燕脚>拾いなおし等)。 ジャンプ強 25,000 x 3HIT (64,200) 0.85 - 0.20 中段 原作おなじみのセイバー一回転攻撃。主力技の一つ。発生10Fで持続18Fと長く、3ヒットする。リーチはあまり長くないが、セイバーを一回転するため、周囲360度に攻撃判定がつく。また、食らい判定が小さく、打撃に判定勝ちはしやすい。立ち強と同じく3ヒットするのでハルクの立ち強といったアーマー攻撃にも勝ちやすい。攻撃中は常に周囲全体に攻撃判定がついているではなく、攻撃判定も回転している。判定の出掛かりは後ろから、真上にかけた部分である。他のキャラクターと違ってこのキャラの空中強はジャンプS以外の技からは一切キャンセルすることができないので注意。相手のアシストを巻き込んだ時、何故か3ヒット目が当たらないバグ?があるのでアシストを巻き込んだときは2ヒットで止めるように。これを知らないとハッピーバースデーが大惨事になりかねない。 ジャンプS 75,000 0.85 - 0.20 中段強制ダウン ビームセイバーで叩きつけるように攻撃。めくり性能あり。 地上投げ(前) 10,000 x 5HIT + 30,000 (80,000) 1.00 強制ダウン 連続ハイパーZEROブラスターをぶち込む。 地上投げ(後) 80,000 相手の後ろに回ってハイパーZEROブラスターで攻撃する。相手画面端以外は追撃不可。 空中投げ(前) 10,000 x 5HIT + 20,000 + 10,000 (80,000) 1.00 強制ダウン 地上版と同じように連続ハイパーZEROブラスターをぶち込んで地面に叩きつける。 空中投げ(後) 60,000 + 20,000 (80,000) 地上版と同じように相手の後ろに回ってハイパーZEROブラスターで攻撃する。 特殊技 攻撃力 補正値 属性 エアダッシュ 空中でor+攻攻(空中でor) --- --- 移動技 空中ダッシュ。前後二方向。発生が遅く、スピードもややもっさりしている。他のキャラとは違いダッシュ後に慣性が残り移動距離が伸びる。タツカプの感覚に近い。今作からダッシュ中はガードできなくなってしまったが、攻撃は可。めくりなど攻めに使うことはできないので、使用用途は主に空中制御になる。空中制御に使う分には慣性が残るので使いやすく、飛燕脚と併用することもできる。多用し過ぎると的になるので注意。 疾風牙 +強 30,000 x 3HIT (77,100) 0.85 - 0.20 出典はロックマンX4。セイバーを降りながら前方に突進する。見た感じはタスクマスターのチャージングスターに似た感じもするが使いかっては全く異なる。発生は14Fと遅い。判定は余り強くは無いが、判定が前進するので結構潰してくれることもない。立ちS以外の全ての地上通常技からチェーンで繋ぐことが出来る。当たれば3ヒットするのでヒット確認が用意である。またガードされても4F有利。削り効果は無い。立ち強が先端でヒットして立ちS攻撃が届かない時などにこれを使って距離を縮めよう。ヒット後は目押しでしゃがみ弱などが繋がり、相手を運べる。相手がXファクターでガードキャンセルした時にこれを仕込んで置くと稀に投げれることも出来る。ガードされても有利なのを利用して固めに使おうとするのは厳禁。疾風牙を出す前にアドバをされ、疾風牙を空振りすると相手の反撃が確定するので注意。コンボにこの技を組み込むと補正が掛かるので運びたい時などを除いて、むやみに組み込まない方が良い。今作では、変更点として空中ヒット時の浮きが高くなので浮いてる相手にこれを使ってエリアルをすると高く浮きすぎたりするので気をつけよう。 空円斬 空中で+強 25,000 x 3HIT (64,200) 0.85 - 0.20 中段 出典はX4から。見た目はジャンプ強とほぼ同じだが、こちらは逆時計回りに回す。性能も若干異なり、こちらの方が発生が9Fと1Fだけ早い。また、判定の出掛かりが正面からなので、正面への攻撃はこちらの方が断然早い。J強同様に判定は回転している。J強と違って回転が切り上げる形となっているのでこちの方が浮かし易く、やや拾いやすい。斜め入力をすることで、投げ仕込みもできる。総じてJ強よりもやや扱いやすいのでこちらをメインに使ったほうが良い。J強と同じくこちらもアシストを巻き込んだときは3ヒット目が当たらないので注意。 必殺技 攻撃力 補正値 属性 破断撃 +攻 【弱】70,000 0.90 - 0.30 飛び道具L発生保障 【中】70,000 【強】55,000 x 2HIT (104,500) 出典はX7。前方に衝撃波を出すスタンダートな飛び道具技。弱中強それぞれ弾速や強度が異なる。また、見た目以上に判定が小さく、衝撃波の形である「く」の角ばっている部分にしか当たり判定が無い。バスターキャンセルを使うことで破断撃と重ねて撃つことが出来る。重ねて撃つことで弾幕が増え、弾の強度も強くなる。タスクマスターのエイムマスターなど強度の高い飛び道具にも勝てるようになるので重宝される。・弱衝撃波を一つ出す。発生は17Fと遅く、後隙25Fと少なめ。弾の弱属性で強度は3と弱く、リュウの波動拳にも撃ち負ける。弾速はかなり遅く、しばらくの間画面に残る。弱攻撃はチャージに使っているためこの技も使われることは殆どない。使い道は薄いが、場に置いて設置しておくなどの使い方はある。・中こちらも衝撃波を一つ出す。弱とは真逆で発生は8Fと速い反面、後隙が34Fとややでかい。弾の強度は弱と同じで殆どの通常の飛び道具に撃ち負ける。弾速は速く、相手に素早く届く。発生、弾速の速さから牽制にはこれが主流になる。相手キャラの性能に合わせて牽制していくように。後隙がでかいので思った以上に隙を取られるので注意。双幻夢時は距離問わず連続して当てることが可能。・強衝撃波を二枚重ねて出す。性能は発生13F、後隙34F、弾速は弱と中の間の性能も持っている。弾の強度は二枚重ねて撃つため3×2で6。これで波動拳を相殺することができる。牽制には中の方が向いているが、飛び道具の撃ち合いになるならこちらを使った方がよい。・まとめ発生・弾速 中 強 弱後隙 中=強 弱強度 強 弱=中 龍炎刃 +攻 【弱】70,000 0.90 - 0.30 ダウン 【中】30,000 x 3HIT (81,200) 【強】25,000 x 5HIT (102,300) 出典はX4。炎を纏ったゼットセイバーで飛び上がって敵を斬りつける。タツカプの頃とは違って地上のみでしか使うことができない。発生が5Fとやや速いが、無敵はついていない。判定も持続はやや長いものの余り強くはなく、対空技としては心細い。後隙は大きくバスターキャンセル無しでは、ほぼ反撃をもらう。弱中強でヒット数、威力と上昇する高さが変化する。このゲームの対空必殺技は基本リスクリターンが釣りあっておらず、この技にも該当している。無理して使っても利点が無いため、殆どのプレイヤーが封印しており、雷光ループの〆などコンボパーツに使われるぐらいである。対空として使うのなら立ちSやしゃがみ強を利用した方が良いだろう。αアシストのヴァリアヴルカウンター時のみ発生寸前までに無敵の効果がつく。・バスターキャンセルバスターキャンセルすることで問題の後隙を消すことが可能になったものの、対空として使うのなら相変わらず立ちSやしゃがみ強の方が有効。使い道は薄いが、龍炎刃がヒットした時に相手と密着していればバスターキャンセルを使ってコンボに持っていく事ができる。・龍炎刃キャンセルダッシュ小技というよりはバグに近いが、龍炎刃をバスターキャンセルした後は、何故か空中ダッシュが二回使用できる。実戦では扱いにくいが空中ダッシュの慣性が良いので飛燕脚と混ぜれば動きに幅を出すことができる。 飛燕脚 +攻 --- --- 空中可移動技 高速でダッシュする移動技。出典はX4。見た目は原作で同じみのダッシュで地上、空中共に使用可能。弱中強で方向や距離などの性能が変わる。必殺技扱いのため、空中においては、空中ダッシュとの併用が出来る。また空中では一回しか使用する事ができない。このキャラの空中制御の要となり、非常に重要な技であるのでしっかり使える様にしておこう。バスターキャンセルをすることで移動中の硬直をキャンセルしてバスターを撃つことができる。相手の裏に回ってすぐにバスターを撃つことでアシストが無くても相手のガード崩しやすくなった。・地上弱短い距離を真っ直ぐに高速で移動する。距離は他のキャラの通常ダッシュ一回分ぐらい。移動中はガードが出来ず、HCとバスターキャンセル以外の行動は一切できない。また、移動後に硬直が結構発生するため移動後瞬時に行動する事はできない。移動距離内に相手がいれば、相手の裏を回ることができ、壁際の相手に対しても裏を回るのでアシストやバスターキャンセルを混ぜて表裏攻めするのに強い。移動距離が短く、弱攻撃をチャージショットのホールドに使っているので、基本こちらよりも中飛燕脚が使われる。そのため地上弱は封印されがち。・地上中性能は地上弱と基本同じで移動距離がこちらの方が長く、体感だが地上弱よりもこちらの方がわずかに移動スピードが遅く感じる。地上弱の移動距離が伸びたバージョンと考えればいいだろう。地上弱と違って移動距離がかなり長い(地上弱のおよそ二倍ぐらい)ので表裏択に持って行き易く、遠距離戦をしている相手に接近しやすい。アマテラスのHC「荒神楽」の割り込み反撃などにも使える。しかし、地上弱よりも移動距離が長い分、無防備な時間も増えるので、あっさり反撃を受けたりするので注意。移動後の硬直の事も踏まえて、アシストやバスターチャージ無しでの無謀な使用は避けた方がいいだろう。・地上強高速で斜め上に上昇した後、高速で落下して着地する変則的な軌道を持つ。斜め上に上昇している間はガードが出来ず、バスターキャンセル以外の行動は一切出来ないが、落下中はガード、空中ダッシュ、攻撃などの行動出来るようになる。また、落下中に通常技を出すと落下した慣性を持ちながら攻撃する事ができる。一応地上技扱いではあるが、空中必殺技の使用回数制限に適用されるので注意。だが、SJ扱いでは無いのでこれを利用して高高度にいながらアシストを呼ぶ事が可能。地上弱、中同様に壁際にいる相手の裏を回るので表裏攻めにも使える。上昇中はもちろん無防備なので相手に読まれていると、投げなど反撃を受けるので注意。・空中弱高速で降下し着地する。移動距離は高度関係なく必ず着地する。降下中はもちろん他の飛燕脚同様ガードなど一切行動することはできない。着地後の硬直は1Fのみで実質硬直は無いのと同じである。ウェスカーの空中サムライエッジ強派生のようにバスターを撃った後に即着地して空中の隙を消したり、バスターのヒット後即着地することでエリアルの拾い直しにも使えるのでコンボパーツとしても重宝される。そのため、バスターのチャージの関係もあり、バスターの射出後によく使われる。相手の不意を突いて、ジャンプ後すぐ降下して、空かし下段なんてことも出来なくはない。・空中中空中で高速で直進する。見た目は地上弱・中飛燕脚と同じであるが、地上版と違って移動後の硬直が無いので非常に使い勝手いい。移動距離は地上弱と地上中の中間ぐらいの距離で余り長い距離を移動することは出来ないので、距離をしっかり把握しておこう。他の飛燕脚同様、壁際の相手にも裏回るので、アシストと併用して表裏択に持っていける。・空中強地上強と同様に上昇して降下する。性能も地上強と殆ど同じである。着地際に混ぜることで着地を読まれにくい様にすることができる。また、ジャンプしたあとに使ってもアシストを出すことができるので相手の見えない高度でアシストを使って錯乱できる。 ハイパーZEROブラスター 攻タメ後、放す 【Lv.1】40,000 0.90 - 0.30 空中可飛び道具L発生保障 【Lv.2】70,000 【Lv.3】40,000 x 3HIT (108,300) 空中可飛び道具L発生保障ダウン ロックマンXシリーズでお馴染みのバスター攻撃。地上、空中共に使用可能で地上では真っ直ぐに、空中では斜め下に撃つ。このキャラの立ち回りの要となるので、戦闘中は常にチャージをしておくことを心掛けよう。チャージをすることで性能が強化され、攻撃ボタン(L M H)のいずれかをホールドすることでチャージが可。チャージ一段階では青色の小さいバスターを撃ち、弾速が遅く、威力と強度共にかなり弱いが、連射しやすく牽制には使える。二段階目では緑色の弾。一段階目よりも弾速、威力、強度が強化されているが、波動拳に撃ち負ける。三段階目で主力となる赤色のバスターを撃つ。二段階よりも更に弾速、威力、強度が強化され、波動拳などの単発飛び道具に撃ち勝てるようになる。三段階目ではソフトノックダウン(前作から変更されたため後述記載)の効果が追加され、立ち回り、コンボパーツとしても重要な役割を果たす。発生は5Fで飛び道具技にしてはかなり早く、硬直も少ない。必殺技扱いなので、裏周りワープやSJ中などで相手との向きが入れ替わってもしっかり相手のいる方向に撃ってくれるので牽制にどんどん使っておこう。チャージは基本弱ボタンですることになる。立ち回りでは常に溜めていることが前提で弱系統の技が出せなくなる。だが場面によってホールドボタンの入れ替え(チャージしているボタンを離さずに、他のボタンと入れ替えることで他のボタンでチャージを継続するようになる)が必要に。チャージ時間はチャージを始めてフルになるまで約2秒。また開幕のファイトコール前にチャージができる。基本性能は以上だが、前作との変更点が多くあるので注意。・HCを除く必殺技全てをフルチャージバスターでキャンセルできるように変更立ち回り、コンボの幅が大きく広がり飛燕脚や雷光閃の途中でバスターを撃ったり、旋墜斬で単独ダウン拾いをしたり、破断撃と重ねて撃ったりできる。前作では全く使い道が無かった龍炎刃や強雷光閃も後の隙をバスターでなくすことが可能になり、必殺技の使い道が増えた。特に雷光閃のキャンセルは使い勝手がよく、雷光閃の発生保障を生かしたキャンセルで立ち回るのが非常に優秀。・バスター射出後、先行入力で必殺技を出すことができなくなったこれは要検証だが、これに戸惑った人も多いはず。バスターの後に弱雷光閃や弱飛燕脚を前もって素早く入力した時、先行入力ができなくなったのかレバーの入力を受け付けておらず、弱攻撃のみが暴発するといったケースが多く見られるようになった。焦らず気持ち遅めに入力をした方が良いだろう。また体感であてにならない話だががフルチャージバスターをヒットさせた時の相手の落下速度が速くなったような意見もちらほらうかがえる。エリアル>バスター>弱飛燕脚での拾いなおしが若干シビアになったのもそれが原因なのかもしれない。このキャラの生命線である以上、立ち回りで常にチャージする必要があるためパッドでこのキャラを扱うのはかなり難しいといえる。このキャラをパッドで使いたいのならば、ボタン配置の変更をお勧めする。 旋墜斬 空中で+攻 【弱】--- 0.90 - 0.30 【中】60,000 ダウン拾い 【強】80,000 出典はX6。空中から斜め下に降下しながら斬りつける。【弱】はフェイントのみで、攻撃判定は発生しない。 雷光閃 空中で+攻 25,000 x 5HIT (102,300) 0.90 - 0.30 空中復帰不可飛び道具L 出典はX8。空中でセイバーを突きながら高速で移動し、移動後に稲妻を起こす。空中でしか使うことができない。前作までは後隙の大きさから使う場面が難しい技であったが、バスターキャンセルによって使い道が大幅に向上した。攻撃の判定は移動時にはなく、移動後のみに発生する。移動距離はどの雷光閃も同じで、地上中飛燕脚とよりやや長いぐらいである。発生は30F。バスターキャンセルをしない場合移動後は着地するまではガード含む一切の行動ができない。もちろん発生する前の移動時も無防備になるので、むやみに使えば的になる。当たれば最大5ヒットし、ソフトノックダウン(空中受け身不可)の効果を持っているのでコンボに拾っていける。移動後に発生が出るので、バージルの疾走居合と同じく、距離次第ではガード方向が裏に回る。尚今作では壁際の相手に対しても裏回るようになり、より崩しが効きやすくなった。総じて非常に強力な技であり、今作ではバスターに次ぐゼロの重要技であるため、性能をしっかり把握しておこう。・バスターキャンセル 発生保障雷光閃バスターキャンセルすることで硬直を消す事が可能になった。バスターを撃った後はもちろんガードや攻撃もできる。また、雷光閃の発生前(移動中)にバスターキャンセルをしても雷の攻撃判定がしっかり残る。これを利用して雷の判定を飛び道具のような感覚で使うこともできる。発生保証と言えないが、この現象を発生保証雷光と呼称されているので以下からそう記載する。・弱斜め下に稲妻を走らせる。雷光閃の中でも唯一着地が可能であり、着地後の隙はあるものの、ガードさせてもこちらが有利なため、バスターが溜まっていない状態では一番使い勝手が良い。移動距離は一定であり、高いところで使うと着地せずに空中の途中で止まって隙を晒す事になるので移動距離を覚えておくように。バスターのチャージの都合上使いにくいため、基本出現攻めやバスターを撃った後の拾いやコンボパーツとして使われる事が多い。ヒット確認が出来るなら、空中でバスターをヒットさせたのを確認してこれで拾っていこう。ヒット確認ができてなくても相手の裏に回って崩せたりもするが一応反撃確定であるので注意。相手のキャラがしゃがみ状態など低姿勢の場合はすかりやすく、隙だらけになるので注意。小さいキャラやしゃがみ姿勢の低いキャラ(モリガンやフェニックス)には使わないようにしたほうが良い。アシストがなくても、相手の出現に合わせてこの技をタイミング良く出すことで、手軽に出現攻めをすることもできるのも強い。・中直進して稲妻を出す。距離は上に記述したが地上中飛燕よりもやや長い程度。バスターキャンセル無しでは着地まで無防備になるが、バスターキャンセルを駆使すれば非常に強力な技になり、雷光閃の中でも一番強力なである。軌道が直線なので、距離感を把握しやすく、容易にジャンプする相手を崩せる。相手の目のの前でバスターキャンセルをすれば、ガード方向は表となるので表裏択となる。ヒット後は本来拾いにくかったが、バスターキャンセルをすることで弱雷光や弱飛燕で楽にコンボに持っていくことができるようになった。補正切りを狙いやすく、コンボの途中や空中で受身を取る相手に合わせて使うと成功しやすい。例:エリアル>ウェスカーサムライエッジアシ>受身に合わせて中雷光 低空で雷光閃を出すことで地上の相手にも裏回ることができるが、高度低いところだと何故かバスターキャンセルができないので注意。発生保障雷光閃を使うことで正面に稲妻を出すことができる。稲妻は地上中飛燕よりも長いので牽制としては非常に使える。ゼロは空中の横同軸にいる相手に攻撃する手段がないので重宝される。・強斜め上に移動して稲妻を出す。斜め上とはいっても東北東ぐらいの角度でやや浅い。バスターキャンセル無しではかなり隙が大きい技である。癖のある角度なため、崩しに使う面では中雷光閃の方が良い。エリアルの途中でこれを混ぜることで、補正切りを狙うことも可能。強センツイがこの技に化けて補正切りになったというケースも稀にある。発生保証雷光閃をすることで斜め上に雷を出す。モードックやドゥーム、トリッシュなど飛び回って上から牽制してくる相手に見えないとこから不意に雷を出したりなど上への牽制になる。が、角度に癖があるので距離間を把握しておかなければならないので素直に強飛燕で上を取ったほうが早いかも。また、斜め上に移動するので逃げに使う事もできる。Xファクターの相手に対して、強飛燕脚やこの技を使って時間稼ぎをしていくのも有り。・雷光ループ双幻夢中の雷光閃を利用した強力なコンボ。分身の雷光閃を利用して連続で雷光閃を当て続ける。基本壁端でしか使えない(中央でもできるが使うメリットが全くない)。通常コンボでも高いダメージを出せるゼロだが、ジャムセッションなどの補正が掛かるアシストや投げ始動からでもソークラスの高耐久キャラを倒すことができる。当たり方次第でダメージはかなり変動する(雷光閃のタイミングや相手キャラの大きさに影響)が、大まかに1ループ完走でダメージが45万から~55万程度を出すことができる。体力100万程度のキャラなら基本1ループで倒せる。1ゲージでこのダメージはかなり破格ではあるが実践で安定させるのは中々難しい。オンラインでは尚更厳しくなるだろう。だが、コンボを失敗しても双幻夢を利用したセットアップができるのでリスクが少ないところも強みの一つ。弱点は相手のゲージをかなり増加させること。相手チームにゲージ依存の高いキャラ(フェニックスなど)がいる場合は無理に狙わず幻夢零などで相手のゲージの増加を抑えるのも有り。 飛び道具判定の為、ドクター・ストレンジのラガドールの七つの輪に反応する。 ハイパーコンボ 攻撃力 補正値 属性 裂光覇 +攻攻 15,000 x 30HIT (269,300) 0.96 - 0.40 飛び道具Hダウン拾い 出典はX6。降り注ぐ謎の極太レーザーによる攻撃。発生が遅い為、エリアルコンボの締めに使おう。 双幻夢 +攻攻 --- --- 無敵判定強化 出典はX5。自分と同じ動きをする分身を一定時間出現させる。分身には攻撃判定のみ付随し、やられ判定はつかない。出かかりに一瞬だけ無敵がある。効果はアシストにも反映される。 幻夢零 +攻攻 350,000 1.00 無敵判定飛び道具Hダメージ補正無視強制ダウン 出典はX5。ゼットセイバーを振りかぶり、巨大な衝撃波を撃ちだす。発生・弾速に優れ、無敵もついている為、暗転返しでも機能する。Lv3HCの中では最低クラスのダメージではあるが、ロックタイプではないので、アシストも巻き込める。原作では『シグマウィルス』によって覚醒したゼロ(ボス)専用の技で、当たると即死する。 ヴァリアブルアシスト 攻撃力 補正値 属性 解説 α 龍炎刃 25,000 x 5HIT (102,300) 0.90 - 0.30 ダウン 対空アシストっぽいが対空で出すと狩られる危険性がある為、発生に無敵付くカウンターやコンボ用途で使うしかない。だが、コンボ用途でも使いづらいので九分九厘カウンター用になる β 破断撃 70,000 0.90 - 0.30 飛び道具L発生保障 中版。出が早く、発生保障がついてる為、弾自体は潰されにくい。双幻夢状態だと二発発射するようになるため、そこそこ使えるようになる。 γ 疾風牙 30,000 x 3HIT (81,200) 0.90 - 0.30 ほぼコンボ用途でしか使い道はない。双幻夢状態なら多少ましな性能になるが……。 コンボ [部分編集] 初心者向けコンボ ダメージ 5L 5M 5H 6H S JM JM JH JS 裂光覇 252,600+180,000 1.0ゲージ消費 0.4ゲージ回収ミッションモードでもある基本中の基本 バスター溜めれない人向け。裂光覇は補正最低保証時で18万ダメージ。 初心者向け運びコン ダメージ 2L 2M 2H 6H 2L 2M 2H 6H S JM JM JH JS 裂光覇 304,600+180,000 1.0ゲージ消費 0.6ゲージ回収 疾風牙ループを使って運ぶコンボ。 バスター溜めれない初心者以外はスルーで。 基本コンボ ダメージ 5M 5H S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル ├ L雷光閃 S JM JM JH JS 裂光覇 1.0ゲージ消費 0.9ゲージ回収 394,400+180,000 └ L飛燕脚 前ダッシュ S JM JM JH JS 裂光覇 0.8ゲージ回収 357,400+180,000 バスターを使った基本コンボ。H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃のダウン拾いは壁端でしか入らないので、中央ではL飛燕脚を使ったダウン拾いルート推奨。また、シュマゴラスとアマテラスにはL雷光閃のダウン拾いが出来ないので、壁端問わずL飛燕脚を使ったダウン拾いをするように。他にストーム、ストレンジ、マグニートーはL雷光閃の入るタイミングがややシビアなのでトレモでタイミングを慣らすか、無難にL飛燕脚で拾うかにしよう。序盤の5HやJHのヒット数を抑えたり、2HやH旋墜斬に変えることでダメージが5万以上増加する。 基本中央コンボ ダメージ 5M 5H S JM JM ├レベル3バスター L飛燕脚 S JM JM JH JS 裂光覇 1.0ゲージ消費 0.6ゲージ回収 328,200+180,000 ├ H雷光閃 発生前にバスターキャンセル ディレイL雷光閃 S JM JM JH JS 裂光覇 1.0ゲージ消費 0.8ゲージ回収 351,500+180,000 ├ JH レベル3バスター L雷光閃 S JM JM JH JS 裂光覇 1.0ゲージ消費 0.8ゲージ回収 356,700+180,000 └ JH JM 着地 JM JM JH 着地 JM JM レベル3バスター L雷光閃 S JM JM JH JS 裂光覇 426,700+180,000 上にある中央でのダウン拾いが出来ない人向けのコンボ。上のコンボと違ってこのレシピでは、端から端までは運べない。運びたい時は5Hの後に6Hを挟むと良い。下二つのコンボはよく前作で使われたが見た目以上に難しい。特に一番下のルートは今作の修正(変更点参照)で安定感がなくなったので実用性は薄く、使うなら上のダウン拾いルートを練習した方が良い。 基本コンボ+雷光ループ ダメージ 5M 5H S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 ├双幻夢 レベル3バスター L雷光閃×3 レベル3バスター L雷光閃×3 レベル3バスター L雷光閃 H龍炎刃 1.0ゲージ消費 1.2+0.4ゲージ回収 491,900+500,000程度 └幻夢零 M旋墜斬 3.0ゲージ消費 1.2ゲージ回収 491,900+368,000 上にある基本コンボに雷光ループを加えた形。二回目のエリアル終了後にダウン拾いをして雷光ループへ。雷光ループは相手の大きさやタイミングでダメージがばらつくので50万程度(ロケットラクーンに関しては40万程度)で計算。レシピが長いので以降雷光ループで省略。基本H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃のダウン拾いから雷光ループに移行するので、アマテラスとシュマゴラスにはアシストを使うなど別の方法でないと出来ない。双幻夢のところを幻夢零に代用可能。ダメージは補正無視で350,000固定。燃費は悪いが相手を確実に倒したい時など安定性を重視する場合にオススメ。一見面倒臭そうだが雷光ループはコツさえ掴めばS JSループなどよりも比較的楽な部類ではある。但しオンラインではやはり不安定。人それぞれやり方が異なるが素早く出す必要は全くないので、落ち着いて精度を維持するようにすれば良い。とにかく入力精度が重要。双幻夢の後はジャンプして余裕を持った高度でバスターを出すといい。その後の雷光閃も同じく無理に低空で出さず、ある程度の高さで出すように。双幻夢の暗転中にボタンを変える時間が出来るので、その間にMかHにボタンを入れ替えておこう。分身の雷光閃が相手に当たって上手く浮かせるのを維持するように意識すればこぼれにくい。練習で数をこなせばそのタイミングもわかるようになりアドリブで調整もできるようになれる。 基本バスター始動コンボ ダメージ レベル3バスター L雷光閃 S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル ├L雷光閃 2H S J2H JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 1.0ゲージ消費 1.2+0.4ゲージ回収 524,100+500,000程度 └L飛燕脚 ダッシュ S J2H JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 1.0ゲージ消費 1.1+0.4ゲージ回収 472,600+500,000程度 単体バスター始動の基本コンボ。L雷光閃を使うダウン拾いの場合は壁際にいる必要がある。下のルートで端から端まで対応できるが難易度高め。アシストがあるので無理して単独でやる必要はない。 基本アシストコンボ (ダウン拾いをサポートしてくれるアシ) ダメージ 5M 5H S JM JM JH JS アシスト呼び出し MorH旋墜斬 アシストヒット S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 1.0ゲージ消費 1.1ゲージ回収 450,900+500,000程度 レベル3バスター L飛燕脚orL雷光閃 S JM JM JH JS アシスト呼び出し H旋墜斬 アシストヒット S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 1.0ゲージ消費 1.2ゲージ回収 477,100+500,000程度 基本コンボにアシストを加えたレシピ。ダメージはアシストリュウγ(波動拳)を前提にしたのを表記してるため参考程度に。対応アシストは豊富でアシストヒット時に相手が飛ばされたり浮いたりしないアシストならば基本可能。このレシピなら無理な中央コンをしなくても端から端まで手軽に運べる。先鋒主体のゼロは基本アシストを備えているので上にある単体コンボを無理して使う必要は全くない。バスター始動でも可能だが、受身補正の問題で対応できないアシストも出てくるのでトレモでチェックしておこう。バスター始動の場合は二回目のエリアルをS J2H JSにすると受身が取られにくい。よく使用されるのがドゥームαやバージルγ。特にバージルγはかなり運んでくれたり三回目のエリアルのフォローも出来たりと使いかってが非常に良い。 エリアル三回以降の主なアシストとコンボパーツ ダメージ 5M 5H S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JM JM JH JS ├ 単体時 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 620,400+500,000程度 ├ ダンテα H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 アシスト呼び出し ディレイS アシストヒット M雷光閃 レベル3バスター L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 601,900+500,000程度 ├ ラクーンγ H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 アシスト呼び出し ディレイS バックSJ JM アシストヒット H旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 652,400+500,000程度 ├ バージルγ H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S+アシスト呼び出し JS アシストヒット JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 670,400+500,000程度 ├ ドゥームβ アシスト呼び出し H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JM+アシストヒット JM H雷光閃 レベル3バスター L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 664,900+500,000程度 ├ 飛竜γ H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 アシスト呼び出し H龍炎刃 アシストヒット H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 632,500+500,000程度 ├ ウェスカーβ アシスト呼び出し+ジャンプ アシストヒット M雷光閃 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 571.100+500,000程度 ├ センチα H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S+アシスト呼び出し JS H旋墜斬 アシストヒット レベル3バスター L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 635,400+500,000程度 ├ ハガーα H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S SJ+アシスト呼び出し JS アシストヒット M旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 656,400+500,000程度 └ ホークアイγ H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 アシスト呼び出し ディレイS JM+アシストヒット M旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 638,900+500,000程度 二回目のエリアルまでは上に記載されている基本コンボのレシピで全て代用可能。中央や画面端に応じて使い分けよう。ゼロのコンボは基本エリアル3回(バスター時は2回)目でエリアルが繋がらなくなるが、上記のレシピで3回目(2回目)以降のエリアルが可能。単体時でもできるが裂光覇に持っていけない上に、雷光ループに移行する際のダウン拾いが難しい。しかし、アシストを上手く使えば安定は可能。上記のアシスト以外にも対応しているアシストはある。補正の掛かり具合で雷光ループ手前の3回目のダウン拾いが出来ない時がある。その場合は1,2回目のダウン拾いでL雷光閃をL飛燕脚に変えたりするなど補正の掛かりを節約するといい。ダンテα ドゥームβ ラクーンγ 飛竜γ ホークアイγは4回目のエリアルでも使用可能。ただし4回ダウン拾いはできないので雷光ループに持っていけるのはダンテαとドゥームβのみである。ここまで繋げるとノーゲージでも高いダメージを取れ、雷光ループの依存度も減るので覚えておいて損はない。 悪魔兄弟アシスト基本コンボ (ダンテα バージルγ) ダメージ 5M 5H S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S+バージルγ(疾走居合) JS アシストヒット JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 ダンテα(ジャムセッション) S アシストヒット H雷光閃 レベル3バスター H旋墜斬 裂光覇 625,400+180,000 1.0ゲージ消費 1.6ゲージ回収 定番構成であるゼロと悪魔兄弟のコンボ。エリアル二回目からアシを呼んでいるので補正が緩く簡単な部類である。 悪魔兄弟アシスト応用コンボ ダメージ 2M 2H S JM JM H旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S+バージルγ(疾走居合) JS アシストヒット JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 ダンテα(ジャムセッション) S アシストヒット M雷光閃 レベル3バスター L雷光閃 M旋墜斬 H旋墜斬 922,600 0.0ゲージ消費 2.2ゲージ回収 上にあるコンボをより効率よくしたもの。ノーゲージで高いダメージが取れるがそこそこ難しめ。コンボ後半の受身補正がきついので素早く繋いでいこう。最後のパーツを変えて雷光ループや裂光覇に持っていくと良い。 向き入れ替えコンボ ダメージ 2M 2H 6H S JM JM 裏返り H旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃(L飛燕脚) S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 1.0ゲージ消費 1.6.ゲージ回収 679,400+500,000程度 5M 5H S JM JM M飛燕脚 バスターキャンセル L雷光閃 S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 1.0ゲージ消費 1.3ゲージ回収 577,400+500,000程度 5M 5H S JM JM JH レベル3バスター L雷光閃 S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 2H S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 1.0ゲージ消費 1.4ゲージ回収 582,700+500,000程度 壁背負いの状況でも瞬時に向きを入れ替えて壁端に持っていくコンボ。判断力が必要だが覚えておいて損はない。一つ目は2H 6Hで相手を上手く浮かして二回目のJMの際に裏回るテク。F氏も使っている。二つ目は飛燕脚で回って瞬時にバスターキャンセル。三つ目はJHの終わり際に相手の裏を回るようエリアルを調整。三回以降のエリアルはアシストで安定させよう。 対空コンボ ダメージ S 垂直SJ J2H JM H旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃(L飛燕脚) S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 631,800+500,000程度 Sを使った対空コンボ。対空で浮いた相手の高度が自分のSJで届きそうにない時使用。位置によってはJ2Hがフルヒットしない。自分のSJが頂点に達しそうなところでJ2Hを出すと良い。三回目のエリアルは上に記載されてるアシストで対応させると安定する。中央の時はL飛燕脚かアシストにまかせよう。 対空コンボ2 ダメージ S SJ J2H レベル3バスター L飛燕脚 S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル ├ L飛燕脚 J2H JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 499,200+500,000程度 └ L雷光閃 S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 521,700+500,000程度 上の対空コンボで横の間隔が広く垂直SJでJ2Hが当たりそうにない時使用。位置によってJ2Hがフルヒットしなかったりと安定しない。 空対空コンボ ダメージ J2H JS M旋墜斬 バスターキャンセル L飛燕脚 S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル ├ L雷光閃 2H S J2H JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双夢幻 雷光ループ 554,800+500,000程度 └ L飛燕脚 S J2H JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双夢幻 雷光ループ 503,300+500,000程度 お互い高い高度(ハイジャンプ前提)にいる時の空対空コンボ。JH系はキャンセルが効かないのでJSに繋げる。相手の位置を確認してJ2Hのヒット数を調整しよう。空対空に関しては投げ擦りは出来ないが、素直にJMやJSを使ったほうが安定して狙える。 ゼロ単体デスコン ダメージ JS H旋墜斬 2M 2H S JM JM H旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 2H 6H S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 788,400+500,000程度 1.0ゲージ消費 1.8+0.4ゲージ回収 ゼロ単体でのデスコン。5CやJCの代わりに2HやH旋墜斬を使って効率良いダメージを。ソーも即死させる事が出来るが始動がJSなのでほぼネタコンの領域。2M始動の場合は雷光ループ手前の時点で737,200ダメージ。 単体バスター始動デスコン ダメージ レベル3バスター L雷光閃 2H S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 2H S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 617,200+500,000程度 1.0ゲージ消費 1.4+0.4ゲージ回収 バスター始動の最大コン。S JSループを使って補正を極限まで節約。大きいキャラには安定も出来るが、小さいキャラの場合H旋墜斬 バスターキャンセルのタイミングかなりシビア。 アシストノーゲージデスコン(アシスト ストレンジβ ダンテα) ダメージ JS H旋墜斬 2M 2H S JM JM H旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 2H 6H S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 ダンテα(ジャムセッション) S アシストヒット M雷光閃 レベル3バスター L雷光閃 M旋墜斬 ストレンジβ(アガモットの目) H旋墜斬 アシストヒット S レベル3バスター L雷光閃 M旋墜斬 H旋墜斬 1,125,900 0.0ゲージ消費 2.8ゲージ回収 アシストを駆使したノーゲージ最大コン。恐ろしいダメージとゲージ回収だがもちろん難しい。このコンボよりも高いコンボがあるかもしれないのであれば情報提供を。 空中投げコンボ(アシスト フェニックスβ バージルγ) ダメージ 空前投げ L飛燕脚 フェニックスβ(TKオーバードライブ) H旋墜斬 5H 6H S JM JM レベル3バスター L飛燕脚 S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L飛燕脚 S+バージルγ JS アシストヒット H旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 570,800+500,000程度 1.0ゲージ消費 1.7+0.4ゲージ回収 空前投げコンボ。空前投げならハイジャンプ中であろうが、位置関係なくどこからでも拾うことができる。アシストはダウン起こしをサポートしてくれるアシが一つあれば良いので代用できるアシストはかなりある。このレシピなら壁に背を向けても可能。コツはアシストを使って起こした後に5Hと6Hをゆっくり出してJMまでにバスターを溜めさせること。バスターさえ溜まれば中央拾い直しで端まで持っていける。空後投げの場合はバックダッシュしてからアシストを呼んで旋墜斬をすれば良い。高度が低いとバックダッシュできないのでその場合はM飛燕脚を代用しよう。空後投げはハイジャンプの場合は壁際でないとコンボに持っていくことができない。 単体投げコンボ ダメージ 空前投げ L飛燕脚 双幻夢 M旋墜斬 S JM JM H旋墜斬 S JM JM H旋墜斬 S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 双幻夢 雷光ループ 2ゲージ消費 0.7+0.4ゲージ回収 660,800+500,000程度 単体投げコンボ。雷光ループを追加すれば3ゲージでソーを倒せる。壁端空前投げが前提な上、双幻夢をコンボ序盤に入れるのでゲージ回収が全くない。限りなくネタコンに近いが大将ゼロのロマンに賭けている人は使いどころが出てくるかもしれない。 破断撃始動コンボ(アシスト ダンテα バージルγ) ダメージ M破断撃 双幻夢 M破断撃 M破断撃 M飛燕脚 バスターキャンセル S JM JM H旋墜斬 S JM JM H旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 S+バージルγ JS アシストヒット H旋墜斬 H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 ダンテα(ジャムセッション) S アシストヒット M雷光閃 レベル3バスター L雷光閃 M旋墜斬 H旋墜斬 1,004,200 1.0ゲージ消費 1.4ゲージ回収 中距離以上で破断撃が当たった場合のネタコンボ。~相手が壁端で尚且つ自分がM飛燕脚で相手のところに届く位置にいることが前提。 全技多様コンボ(XF レベル1 アシスト ダンテα ストライダー飛竜γ) ダメージ 2M 2H 6H H破断撃 バスターキャンセル S JM JM JH JS H旋墜斬 バスターキャンセル L飛燕脚 S J2H JS H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 飛竜γ呼び出し H龍炎刃 飛竜γヒット H旋墜斬 バスターキャンセル L雷光閃 ダンテα呼び出し ディレイS ダンテαヒット M雷光閃 レベル3バスター L雷光閃 双幻夢 レベル3バスター L雷光閃×3 レベル3バスター L雷光閃×3 レベル3バスター L雷光閃 M旋墜斬 裂光覇 XF レベル1 S M雷光閃 着地 レベル3バスター L雷光閃 双幻夢 レベル3バスター L雷光閃×3 レベル3バスター L雷光閃×3 レベル3バスター L雷光閃 幻夢零 M旋墜斬 2,508,100 XF レベル1 5.0ゲージ消費 2.2ゲージ回収 コマンド表に載っている特殊技、必殺技、ハイパーコンボを全て組み込んだ魅せコン。難易度も高め。ダメージはXFで雷光ループのダメージ等が変動しているため、トレモでウルヴァリン相手に出したダメージを表記。序盤の6HやJHのヒット数を減らしたりしないと補正の影響でダウン拾いが出来なくなるので注意。出来るだけ素早く繋げよう。実戦で決めるとカッコいいがダメージがオーバーキルなので実戦じゃ決めることが出来ない。一回目の雷光ループ完走で1,200,000程ダメージが出る。 ファクター雷光ループ(XF レベル3) ダメージ XF レベル3時 壁端でL雷光閃×α XFが無くなるまでL雷光閃×α レベル3XFの時は双幻夢なしで雷光ループができる。通常の雷光ループと違って常に最速意識でやらなければならない。通常の雷光ループが可愛く見えるぐらい難しい。 カラー、アレンジコスチューム [部分編集] この画像は公式発表によるものです。 COLOR 1 COLOR 2 COLOR 3 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 ※基本カラー フォルテ(初代ロックマンシリーズ) アクセル(ロックマンX) COLOR 4 COLOR 5 COLOR 6 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 [新色]ゼロ(ロックマンゼロ) [新色]VAVA(ロックマンX) [新色]フルアーマーエックス(ロックマンX) COLOR DL imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ※アレンジコスチュームエックス(ロックマンX) 編集・修正コメント欄 wiki編集がよくわからん人向け 編集や修正の要望に使用してください 内容を反映させ次第、削除していきます 編集や修正以外のコメントは削除することがありますのでご了承下さい 他のwikiでもこれぐらいあるくね -- 2012-07-29 15 13 06 無いよりはあったほうがいいと思う。ただあまりに膨大になるなら専用のページを作ったほうがいいかも -- 2012-07-29 19 53 06 むしろこんなのは全然少ない。雷光ループが安定しない人のためにバスターキャンセル使わないような双幻夢コンボをもっとずっと増やしてほしいんだけど -- 2012-07-29 21 04 29 自分でコンボ開発する気は"ゼロ"か。ハハッワロス -- 2012-07-30 06 18 45 夏厨シネ -- 2012-07-30 17 54 01 ネタコン多すぎだろ。必要なコンボが分からなくなるからJS始動とかまず無いコンボは削ってしまいたい -- 2012-08-14 01 29 40 全然難しくないコンボだし、実用性あると思うけど? -- 2012-08-14 18 28 00 実戦向けのコンボとネタコンボでカテゴリー分けすれば良い。 -- 2012-08-14 23 32 28 実用性高いのは殆ど上にあるし別にいいわ とりあえずコンボレシピにミスがあったので直しといた -- 2012-08-15 00 36 31 双幻夢本当に一瞬だけ無敵あるのな。偶然マグニのビームが貫通して初めて実感できたわ。ほとんど意味ねー -- 2017-05-09 02 23 54 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/flowershop/pages/63.html
花の種 L:花の種 = { t:名称 = 花の種(アイテム) t:要点 = 道端,たくさんの種,蒔いている人々 t:周辺環境 = 花に気付く通行人 t:評価 = なし t:特殊 = { *花の種のアイテムカテゴリ = 藩国保有アイテムとして扱う。 *花の種の効果1 = 藩国内に花の種を蒔く事ができる。 *花の種の効果2 = 種の成長を見た人は、それ以降の種の成長が楽しみになる。 *花の種の効果3 = 人の集まる場所に蒔く事で治安を+1上昇させる。 } t:→次のアイドレス = 藩国中で咲き誇る花(イベント) } 価格 30マイル
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/569.html
-コルベールの(過去)驚愕 「どうやら新薬の効き目は高そうだな」 コルベールは昼食を終え朗らかな気持ちで食後を過ごしていた。 問題児だらけの現二年生が入学してから、ますます輝きをましてきた頭。 対抗するため新しく作った毛生え薬の効果も上々で、思わずスッキプでもしたくなる気分だった。 ……決闘しているバカがいると知るまでは。 「何だってーーーーー!?」 昼休みの廊下にコルベールの叫び声が上がる。 これが生徒同士の決闘なら、ここまでコルベールは驚かなかった。 大きなケガでもされたら問題になるが、基本的にマンモーニだらけの生徒達。そこまでする度胸なんてない。 ちょっと魔法でも打ち合い、杖が落ちれば終わる。所詮、子供の遊びの領域を出ない。 ストレスによる髪へのダメージの心配でもしながら、オスマンにゆっくり報告すればよかった。 しかし、コルベールに悪寒を与えるアノ男-ミス・ヴァリエールの使い魔が相手では変わってくる。 周りの戦場を知らない-マンモーニ貴族、ボンクラ教師共は気付いていないが。 軍人として過去、幾多もの修羅場を潜り抜けてきたコルベールには解る。 (あの平民は危険だ!) コルベールは決闘している広場に急いで走っていった。 「先生?」 教えに来た生徒を置き去りにし。 広場に到着し、目に入って来たのは炎の化身だった。アノ平民の背後に立つソレから発せられる圧倒的な炎。 (コレか!?私が感じたものは!) 土属性ではないコルベールでもギーシュの錬金は中々の精度と分かる。また……焼き尽くした異常性も。 とっさに杖を握り締めるコルベールだったが、ギーシュに危害を加えていないのを見て緩める。 そして、改めて炎の化身-マジシャンズ・レッドを見た。 スクエアクラスでも到達できないだろう領域。まさに極限の炎……精霊に近い存在。 (……ようやく分かった。なぜアノ平民を危険視していたのか) 忌まわしい過去。少しでも清算しようと世のため人のため、努力し研究している今。 (私は彼が怖かったのでない。沸き立つ『血』が。魔術師としての『本能』が怖かったんだ) 自分は根本的には変わらず、過去のままだったことに気付きコルベールは立ち尽くした。 -オスマンの(セクハラ失敗?)動揺 水パイプを吹かし、至福そうな顔をしている老人。 彼こそ本編初登場で名字不明、実力不明、年齢不明と不明だらけの爺。 トリステイン魔法学院で一番偉いオールド・オスマンことオスマンである。 使い魔はネズミのモートソグニル。女性のパンツを覗くのが特技。 某秘書に『エロ爺』と影で呼ばれるほどのスケベ爺だ。さすがに生徒にはセクハラしないが。 今日はどんなセクハラをしようか考えていると、その標的-ミス・ロングビルが慌しく入室してきた。 「大変です!生徒が中庭で決闘騒ぎを…!」 「まあまあ。落ち着きなされ」 乱れる息で続けるロングビルを落ち着かせる。 「そんなに慌てて。慌てるのは『婚期』だけでいいじゃろw」 ……いや、セクハラする。 「…ッな!?」 ロングビル。23歳。仕事と趣味が忙しく彼氏なし。ゼロ魔世界では行き遅れに入る年齢。 会っていきなりのセクハラに絶句するロングビルに、さらに追い討ちでセクハラする。 「ほれほれ。何事も慌てない慌てない。がっつくから男が逃げるんじゃ」 ビシィッ!ロングビルの額に大きな青筋が立つ。 「何ならわしの嫁さんにならんか?」 いつの間に移動したのか、オスマンは尻を揉みながら言う。 「いや~相も変わらずいい尻じゃwここだけは若さに満ちておるの~w」 ビシィビシィッ!青筋が増え、微妙に振るえだすロングビル。 「今日もパンティは純白かね?それとも、わしが送った黒を履いてくれてるのかのうw」 ぷっつッーーーん!頭の中でロングビルは、何かが切れた音を聞く。 「どれ。こんどは胸でmバギィッ! 胸に手を伸ばそうとしていたオスマンに、綺麗な右ストレートをかますロングビル。 ぐほォ!と声を上げ机に吹っ飛ぶオスマン。……老人にするパンチじゃない。 そのままロングビルはイスを掴み暴れだし、部屋を破壊し始める。 「こんな職場辞めてやるー!死ねーエロ爺ィ!」 「ひいい~。落ち着くんじゃ、やめて~。部屋が壊れる~」 こうして決闘は放置されることになり、学院長室は無残な姿になることになった。 -キュルケの(新しい恋)暴走 キュルケも決闘を見ていたが、彼女は決闘自体に興味はなかった。 いくらガタイがよくても所詮平民。魔法のある貴族に勝てるはずがない。 使い魔のブ男が無様に負ける姿を見て、ルイズをからかうネタにしようと思っていただけだった。 実際、ワルキューレの攻撃を避けるアヴドゥルを、つまらなそうに見ていたキュルケ。 避けられまくり、ギーシュが埒が明かないと思ったのか、ワルキューレを7体に増やしたので、 -かわいそうだけど、次の攻撃で保健室のベッドに行く運命なのね そんなことを考えながら、冷たい目でキュルケがアヴドゥルを見ていた。 あの『炎』を見るまでは……。 炎が上がった。 (……え?) 眼前で上がった炎。アヴドゥルの傍に立つ炎の化身?。それらに、キュルケは呆気に取られる。 キュルケはただ、ぼーっとアホの子のような顔で見ていた。 決闘が終わっても正気に戻らないのを心配し、タバサが揺さぶってようやくキュルケは我に返る。 「(頭)大丈夫?」 心配げにタバサは声を掛けるが、キュルケは黙ったまま答えない。 なぜなら、彼女は今、人生最大の『熱』に浸っていたからだ。 (何なのアノ『炎』?私…いえ、スクエアの『火』とも違う) ゾクリッと、キュルケは体が震えるのを感じる。そして、徐々に震えは大きくなる。 (灼熱のごとく力強いあんな『炎』…見たこと無い!) 体をキツク抱きしめるようにしたキュルケにタバサは…アレ?コレやばくね?と思い。 頭を殴り正気にしようと杖を振りかぶった時、キュルケが久々の声を発した。 (武骨だけど優しい顔。逞しい体。メイドの為に戦う優しさ。種族を超えフレイムとも馴染みあう大きな器。 それに、アノ灼熱の『炎』……ふふふ………燃えてきたわ」 目を見てコリャだめだと判断したタバサは、あっさり見捨て一人で戻る。 キュルケは見捨てられたことにも気付かず一人、決闘の後始末で大忙しの中庭で吼える。 「キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー……ついについに!運命の相手を見つけたわッ!」 だっしゃー!右手を天に突き上げる。 「燃え上がれ恋のヒストリーーーーー!!」 恋の『微熱』は『魔術師の炎』により『業火』となり、空高くまで燃え上がった。